我が家にやってきた新生児。
2歳4ヶ月になる上の子のときには毎日が必死で、その当時の記憶がだいぶ吹っ飛んでしまっていますが、今改めて下の子の新生児っぷりを目の当たりにし、何とも言えない神秘的な可愛さにいつも見とれています。
そう、新生児は可愛いです。確かに可愛い。それは間違いない。よく見ればブサイクなんだけど、それが一周回ってまた可愛い。もはや人間の本能として赤ちゃんを可愛く思うようにできているんです。
でも、確かに、確かに可愛いんですが、そういえば私が子どもが生まれるまで抱いていた赤ちゃんのイメージとはだいぶ違う気がしたのです。
私が思っていた赤ちゃんのイメージ
自分の子どもが生まれるまで、赤ちゃんといえばオムツのCMで見るか、街中のベビーカーに乗ってる姿を見るか、くらいのものでした。
CMに出てる赤ちゃんも恐らく生後数ヶ月以上は経ってそうだし、ベビーカーに乗ってる赤ちゃんも大抵は生後半年くらいは経ってるもんです(子どもが生まれるまで新生児も生後半年のベビーもみんな同じ赤ちゃんだと思っていた)。
そんな中で、当時子どものいなかった私がそれまで抱いていた赤ちゃんのイメージは、
- 透き通るような白い肌
- 触るとモチモチ・スベスベ
- 一点の曇りもないキラキラした目
- 天使のような笑顔を振りまいて道行く人を虜にする
といったものです。
CMはともかく街中の赤ちゃんがみんなそうかと言われると、そうではないので、だいぶ激しく美化された結果ですが、とにもかくにも「見るものを無条件に虜にする完全無欠な可愛い存在」というイメージがあったのです。
あれ、思ってたほど肌が白くない
生まれたての赤ちゃんって思ってた以上に肌が白くありません。赤ちゃんっていうくらいなので、全体的に赤いんです。しかも赤黒いんです。
う○ちをするときなんて、ただでさえ赤い顔をさらに紅潮させてきばるんです。え、人ってこんなに顔赤くなるんだっけと心配になるレベルなんです。
そんなきばってる顔を心配しながらも可愛いと思ってしまう親バカなんですが、でもなんか思ってたのと違います。
おや、思ってた以上に肌が荒れやすい
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、びっくりするくらいすぐ荒れてしまいます。
上の子のときは保湿クリームも試行錯誤を繰り返していたので、乳児湿疹が結構激しく出てしまいました。すごい可愛い顔なのに湿疹で荒れてしまった肌を見ると「親がだらしないばかりに…」と罪悪感に苛まれたものです。
下の子は上の子で学んだ保湿クリームを使い念入りにケアをしているのでまだまだキレイな肌を維持していますが、それでもプツプツ吹き出物があったりします。
白いツヤツヤの肌はどこにいったんだ…。
なぜすぐ白目を剥く
赤ちゃんは目が全然見えていないし、そもそも見る気もあまりないです。自分の目線になんかこれっぽっちの興味もありません。パパと目が合った!と喜んでも100パーセント勘違いです。
見ることに全く興味を持っていない赤ちゃんなので、ミルクをあげていてもう眠くて眠くてしょうがない状態になると、レギュラーの西川くんがあるある探検隊を呼び込むときのようにフグゥーーッて白目を剥いてきます。
まだミルクを飲み終わっていないときには、私も相方の松本くんのようにハイッ、ハイッ、ハイハイハイッとツッコミを入れるのですが、どんなにツッコミを入れても白目を止めてくれないときのほうが多いです。
どんなに可愛い赤ちゃんでも白目を剥かれたら苦笑いしてしまうものです。
笑わない
赤ちゃんって笑いません。新生児微笑で生理的に笑みのようなものを浮かべることはありますが、泣く以外の感情を見せることはありません。
泣き声だけはすでに一人前なので、泣いてる瞬間は残念ながら可愛げがありません。
上の子が本当の笑みを浮かべてくれたのは確か2ヶ月くらいのときで、笑うようになって赤ちゃんに対するデレデレな気持ちがもう一段加速しました。
下の子も早くあの天使のような微笑みが見たいなぁ。
ところてん方式
これは赤ちゃんによるかもしれませんが、我が家の赤ちゃんは飲んだそばからう○ちを出してきます。
ゴクッと喉を通った瞬間に下腹部からギュルルルルゥゥブリッという音がすることも多いです。
赤ちゃんの授乳後・ミルク後には一緒に吸った空気をゲップとして出してあげないといけませんが、そこで出しきらずに下から出ることも間々あります。要はその小さなボディからは想像できないくらい立派な排泄をなさるのです。
アイドルのようにう○ちをしないとは思ってませんでしたが、もう少し可愛らしいう○ちを想定していました。
ちなみにおっぱいやミルクだけを飲んでいるときの赤ちゃんのう○ちは臭くないので、オムツ替え自体への幻滅はありません。
オムツ替えへの幻滅は離乳食が始まってからです。離乳食が始まるとまた可愛くない臭いのう○ちとなるんです。
おわりに
冒頭でも書きましたが本当に心から赤ちゃんは可愛いと思います。その気持ちに偽りはありません。
でも、昔からある自分のイメージを思い起こしたとき、あれ全然思ってたのと違うぞってなります。
これから赤ちゃんが生まれるかもしれない皆さん、変な幻想は抱いてはだめです。