筑前町の飲食店や名所をまとめた観光ガイド「ちくぜん散歩」を、同町の地域おこし協力隊が作製した。女性が使うことを意識しており、女子会にぴったりのカフェやスイーツなどを写真つきで紹介し、人気を集めている。協力隊は「博多に近い“とかいなか”の筑前町で、一休みしませんか」としている。
昨年7月、協力隊に就任した橋本優さん(33)=東京都出身=が「町の良さを知ってほしい」と企画。11月から橋本さんが店舗を取材し、協力隊の甘城卓也さん(24)=宇美町出身=がレイアウトを担当した。
橋本さんは旅行会社で勤務していた経験を生かし、甘木鉄道太刀洗駅周辺の散策案内や各店舗の特徴を分かりやすくまとめた。専門学校でデザインを学んだ甘城さんは、女性向けに優しい色合いや丸文字を使う工夫をした。
町特産の季節ごとの野菜や、1800年以上前に創建されたとされる大己貴(おおなむち)神社なども取り上げており、2人は「町の魅力を詰め込んだ。筑前町を知るきっかけになれば」とPRしている。かばんに入りやすいように縦18センチ、横14・8センチの特注サイズ。2万部作製。町役場や各店舗などで無料配布中。
=2017/04/19付 西日本新聞朝刊=
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