10年以上、スギ花粉症に悩んでいたけど、今年ついに克服することに成功した。
僕の症状
- 鼻水(さらさらな鼻水)
- くしゃみ
- 目の痒み
- のどの痒み
- 眠気
- 頭痛
2月から5月ぐらいまでは症状は出ていたような気がする。
今までの対策
- 抗ヒスタミン剤(フェキソフェナジン)
- 花粉用目薬
- 花粉用鼻スプレー
- マスク
上記の方法だと問題があって、まずフェキソフェナジンを飲んだり、目薬を使ったら多少マシにはなるが、症状は出る。さらに薬を飲むと眠くなる気がする。
なので、今年から対策を変えました。 舌下減感作療法というものを去年からやっている
舌下減感作療法とは?
減感作については減感作療法を参考にしてもらえると。 やることとしては毎日舌の裏にスギのエキスを入れて2分したら飲み込むだけ。 ※僕は医療について全然詳しくないけど、毎日スギのエキス舐めてれば慣れるってことでしょぐらいな認識。(たぶん認識間違ってる気がする)
効果
- 今年はスギ花粉の症状でつらいって思ったことはない。(ちょっと痒いな、鼻水出るなぐらいはあった)
- 毎年スギの木を焼き払いたい気持ちもなくなった
いつから始めたか
- 去年の8月から始めたので、9ヶ月ぐらいで効果出てる。
※正直、どのぐらいで効果が出るかどうかはわかりません
注意点
- スギ花粉以外には一切効果がありません。
- ヒノキやブタクサには効くことはない。
始め方
- スギ・ヒノキ花粉シーズン中には、治療を開始出来ないので、6月ぐらいから開始するのが良いと思われる。 ※これまで使用している人が治療の継続をすることは可能。
どのぐらいで効果が出るか
- 免疫療法は効果が出るのに時間がかかります。
- 一般に効果は8-10週ころから出ると言われ、3か月~6か月服用するとはっきり差が感じられるらしい。
- 少なくとも3年は持続することにより、効果は強く長く持続するとのこと。
- 時間のかかる治療ですが、全員が効果を感じる訳ではなく、人によって効果はまちまちですが、自分のアレルギー体質が改善する、根本的な治療はこれぐらいしかないんじゃないかと調べた限りでは思ってます。
その他
舌下錠について
舌下錠が2017年の春以降に出るらしい。 これにより、冷所での保存(2~8℃)が必要だった薬ですが、安易に持ち運びができるようになるっぽいです。 スギ花粉症に対する減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬TO-206(舌下錠)の国内製造販売承認申請について | 鳥居薬品株式会社
長屋宏
減感作療法について調べると長屋宏さんという人がかなりの権威らしく。この人が出してる本とか読むのオススメ
この人が言うにはハンノキ、ヒノキを含めた免疫療法を行うことができれば、免疫療法の有効性が高まると言ってる。 日本でヒノキの免疫療法ができるようになったら即試そうと思う。
免疫療法の最初の適応疾患である花粉症を含めたアレルギー性鼻炎、結膜炎に対して適切にデザインされた二重盲検法の88%は免疫療法の有効性を証明している。日本のスギ花粉症に対する免疫療法の有効性はよくて40%という過去の報告もあるが、このような低い成功率の最大の原因は、スギ花粉症患者の70~90%は、スギ花粉と同時に飛散するハンノキやヒノキも含めた種々の木やイネ科の草の花粉にも感作されているが、これらの花粉に対する治療エキスは全く市販されていないことである。標準化スギ花粉とともに他の必要な花粉アレルゲンを使用した治療を行えば、日本においても免疫療法の有効性が欧米のレベルに達することを望める。