Kali Linuxをインストールしてみる!

Kali Linux セットアップ手順

はじめに。
Kali Linuxは、BackTrack Linuxの後継にあたるペネトレーション用のOSになります。
擬似的にハッキングを仕掛けてシステムの耐久力をテストするための様々ツール、ソフトが初めから入っています。
BackTrackに関しては以前紹介したこちらの記事を参照>>

KaliLinuxはソフトではなく、WindowsやMacと同じようなOSとなりますので、通常はパソコンを用意してその中に入れていくのですが、実際に専用のパソコンを準備するのは大変なので、バーチャル(仮想)として、現在利用しているWindowsの中に別のOSをインストールして利用する事が出来ます。
使いたい時だけ、仮想OSを起動して利用する事になります。
このようなことを実現するためのソフトが、VirtualBoxというソフトになります。

VirtualBoxにKali Linuxをセットアップして利用するための手順を紹介します。

まずは、VirtualBoxのセットアップを済ませておいて下さい。
VirtualBoxのダウンロードはこちらから>>

次に、Kali Linuxをダウンロードしておきます。
Kali Linuxのダウンロードはこちらから>>
VirtualBox用のImageをダウンロードしますが、約3GBあるので、時間がかかります。

Kali Linux Custom Images Download - Offensive Security

ファイルをダウンロードし解凍して、Kali-Linux-2016.1-vbox-amd64.ovaをVirtualBoxで読み込みます。

VirtualBox起動して、左上「ファイル」から「仮想アプライアンスのインポート」をクリックします。
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ダウンロードして解凍した、Kali-Linux-2016.1-vbox-amd64.ovaを開き、次へをクリックします。
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「インポート」をクリックします。
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インポートが完了すると、VirtualBox、左側にKaliが表示されますので、選択して「起動」を」クリックします。    8

しばらくすると起動しますので、
ユーザ名、root
パスワードに、toor
と入力してログインします。29

パスワードには、toorと入力
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最初は英語なので、日本語に変えておきます。
右上、電源のアイコンをクリックして、左下の設定ボタンをクリックします。
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「 地域と言語」のアイコンをクリックします。
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日本語を選択します。
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一度、再起動します。
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再び、ユーザ名、root、パスワード、toorでログインします。
VirtualBox上のKaliLinuxと利用しているWindows双方で、コピー・ペーストが出来るようにしていきます。
VirtualBoxの「デバイス」から、「Guest AdditonsのCDイメージを挿入」をクリックします。

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自動実行するか聞いてきますので、「キャンセル」します。
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左端にある、ターミナルをクリックします。34

CDの中にある、VBoxLinuxAdditions.runというファイルを、手元にコピーします。
起動したターミナルに以下のように入力してエンターキーをおします。
cp /media/cdrom/VBoxLinuxAdditons.run /root/
コピーコマンドです。

[code title=”Copyコマンド”]
cp [コピーするファイル] [コピー先]
[/code]

次に、コピーしたファイルを実行します。
以下のように打ちエンターキーを押します。

[code]
./VBoxLinuxAdditions.run
[/code]

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yesかnoか入力を聞いてきますので、yesと入力してエンターキーをおします。
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以下の様な画面になったら完了です。
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これで、Windowsからの文字をコピーして、Kaliに貼付けしたり、ファイルを直接ドラッグしたり出来るようになります。

このままでは、日本語が入力出来ませんので、次に日本語入力できるようにしておきましょう。
ターミナルに以下のように入力してエンターキーをおします。

[code]
apt-get install yim yum-anthy
[/code]

続行するか聞いてくるので、Yを入力してエンターキーをおします。

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処理完了したら、一度再起動します。

アップデートもしておきましょう。

[code]
apt-get update
[/code]

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