仏 テロ計画容疑で男2人逮捕 自宅から爆発物やISの旗
大統領選挙の投票が23日に迫ったフランスで、テロを計画した疑いで男2人が逮捕された事件で、男たちの自宅から爆発物や過激派組織IS=イスラミックステートの旗が押収されたことが明らかになり、フランス政府は選挙を前に、テロへの警戒を強化することにしています。
フランス内務省は18日、南部マルセーユでテロを計画した疑いでフランス人の男2人を逮捕したと発表しました。
この事件について記者会見した検察は、男たちの自宅を捜索した結果、重さ3キロの爆発物や、自動小銃のほか、過激派組織ISの旗などを押収したことを明らかにしました。
また、男たちがISに忠誠を誓っている映像を入手し、フランス国内でテロを引き起こすおそれがあったとして、ISとのつながりを調べているということです。
フランスでは、大統領選挙の投票が23日に迫り、極右政党・国民戦線のルペン党首や中道の無所属、マクロン前経済相など4人が激しく競り合っていますが、地元メディアによりますと、ルペン氏とマクロン氏の陣営はいずれも、今回逮捕された男たちの顔写真を事前に警察から提供され、警戒を強めていたということです。
フランス政府は、おととし11月のパリの同時テロ事件のあと、非常事態宣言を出したままで、選挙の投票日には全土で警察官や兵士など5万人以上を動員して、テロへの警戒を強化することにしています。
この事件について記者会見した検察は、男たちの自宅を捜索した結果、重さ3キロの爆発物や、自動小銃のほか、過激派組織ISの旗などを押収したことを明らかにしました。
また、男たちがISに忠誠を誓っている映像を入手し、フランス国内でテロを引き起こすおそれがあったとして、ISとのつながりを調べているということです。
フランスでは、大統領選挙の投票が23日に迫り、極右政党・国民戦線のルペン党首や中道の無所属、マクロン前経済相など4人が激しく競り合っていますが、地元メディアによりますと、ルペン氏とマクロン氏の陣営はいずれも、今回逮捕された男たちの顔写真を事前に警察から提供され、警戒を強めていたということです。
フランス政府は、おととし11月のパリの同時テロ事件のあと、非常事態宣言を出したままで、選挙の投票日には全土で警察官や兵士など5万人以上を動員して、テロへの警戒を強化することにしています。