18日
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政府が「民間航空機使用」打診 “韓国から邦人退避”想定
北朝鮮が15日の記念行事に合わせる形で核実験やミサイル発射を強行し韓国国内の情勢が非常に緊迫した場合に備え、政府が邦人退避も想定し民間航空機の使用の可能性について航空会社側に打診していたことが分かりました。
北朝鮮は先週15日、故・金日成主席の生誕記念行事を開催し大規模な軍事パレードを行い翌朝にはミサイルを発射しましたが、直後に爆発したことから失敗したと分析されています。関係者によりますと、政府は北朝鮮がこの行事に合わせて核実験や弾道ミサイル発射を強行し朝鮮半島情勢が非常に緊迫した結果、韓国国内の邦人を退避させる必要が生じる可能性に備えて、全日空と日本航空に対し航空機の使用について打診していたということです。
一方、岸田外務大臣は「今現在、直ちに邦人の安全に影響がある状況ではない」と説明しています。