こんにちは。
奈良の加圧パーソナルトレーナーしもしけんたろうです。
野菜食べていますか?
厚生労働省は1日に350gの野菜と200gの果物を食べることを推奨しています。
「ファイブ・ア・デイ」といわれ、1日に5皿分の野菜を摂りましょうということです。
ちなみに1皿70gという計算です。
しかし、実際にこの量を摂ることができている日本人は3分の1にも満たないといいう現状となっています。
私も確実に足りていません。
そんな中、もっと食べることで死亡リスクはさらに減少するという報告がありました。
1日800gの野菜と果物
英国インペリアル・カレッジ・ロンドン、米国ハーバード大学の共同研究では、過去に行われた果物と野菜の摂取量と様々な病気のリスクに関して調査を行った95の研究データを分析。
200万人を超える(2,123,415人)データを分析したところ、1日に800gの野菜と果物で最も死亡リスクが減少したとのこと。
また、推奨摂取量を下回る200gの摂取であっても死亡リスクは減少したそうです。
・心血管疾患のリスクは200g摂った場合13%減少、800g摂った場合は28%減少。
・がんのリスクは200g摂った場合4%減少、800g摂った場合は13%減少
・早死のリスクは200g摂った場合15%減少、800g摂った場合は31%減少
という結果でした。
世界中の人間が毎日800gの野菜摂っていれば、毎年780万人の早死を防ぐことができるということです。
緑黄色野菜とアブラナ科の野菜が有効
さらに、がん予防に効果的な野菜として、
・緑黄色野菜
・アブラナ科野菜(キャベツやブロッコリー、カリフラワーなど)
が特に効果的であったとのことです。
また、心臓病や脳卒中の予防に関連する食べ物として
・りんご、ナシなどの果物
・緑の葉野菜(レタスなど)
・アブラナ科野菜
が有効だったとのことです。
まとめ
「ファイブ・ア・デイ」と言われる350gの野菜と200gの果物摂取ですら多くの人は達成できていない現実から考えると、1日800gの野菜と果物というのはなかなか厳しいと言わざるを得ません。
ただし、200gの野菜と果物であっても死亡リスクが低減したということですので、まずは200gを目指し、できればもっと食べるようにするという意識で良いかと思います。