PSVR、プロジェクターで映画鑑賞した場合に何が違うのか
実際に体験して気付いたメリット・デメリットを箇条書きに淡々とお伝えしたいと思います。
あくまで個人見解です。
PSVRホームシアター
PSVR メリット
- 比較的安価で導入が可能である。PS4とPSVRのみ
- 画面がセパレートしているため、クロストークが発生しない 3D 映画を見ることが可能である。
- 仮装スクリーンではあるが完全に現実とシャットアウトするため没入感がありリアリティのある大画面で視聴している感覚がある。画面サイズは小(117インチ相当、視野角54度)、中(163インチ相当、視野角71.5度)、大(226インチ相当、視野角90度)の3段階。
- 部屋の広さに影響せず大画面ホームシアターが堪能できる。
- 有機ELのため発色がよく早い描写でも残像が残らない。
- 明るい部屋でもスクリーンに影響を受けず手軽に視聴可能。
- キャリブレーション機能によりどんな体勢でも視聴が可能。
キャリブレーション機能とは、カメラの位置を正面にResetする機能。これ、実はとても凄い。寝ながらでも大画面を視聴することができる。プロジェクターでは無理な仕様です。ごろごろしたい人に超お勧め!
PSVR デメリット
- 大勢で視聴することが出来ない。
- 被っているという違和感が生じる。
- PSVR がずれると焦点が定まらず映像がぼやける。
- 常に画面が目の前にあるため、比較的疲れる。
- PSVRが手に入らない。
PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
posted with カエレバ
ソニー・インタラクティブエンタテインメント 2016-10-13
PSVRで視聴するための最小構成
- PSVR(ヘッドフォーン)
- PS4
プロジェクターホームシアター
プロジェクター メリット
- 大勢で視聴することが可能。
- 専用設計のため画質が綺麗。(価格帯の仕様に準ずる)
- 視線が固定でないため疲れにくい。
- 仮想では得られない物理的な迫力がある。
- プロジェクターで鑑賞する優越感
やはり、何といっても、見ているという存在感ですね。自宅でスクリーンに投影して映画鑑賞する。ホームシアターの醍醐味ですからね。音質を含め拘るときりがないですが、雰囲気を含めて満足感があります。
プロジェクター デメリット
- 初期投資にお金がかかる。(アンプ、スクリーン、スピーカー)
- スクリーンを投影するための物理的な距離が必須。
- 光源を邪魔しないほどの空間が必要。
- スクリーンに投影し反射させるため暗室である条件が必要。
プロジェクターで視聴するための基本最小構成
- プロジェクター
- HDMI アンプ
- スクリーン
- スピーカー
- プレーヤー(PS4やBlu-ray プレーヤー)
EPSON のドリーミオは私も愛用していますが価格以上のクオリティでお勧めです。
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まとめ
映画を鑑賞するということに拘るのであれば、断然プロジェクターによるホームシアターをお勧めします。
映像、音質に拘るときりがないのですが、仮想では味わえない奥の深さと雰囲気、優越感はあります。
映画はテレビで視聴して、大迫力映像も気軽に楽しみたいのであれば、PSVR は、超お勧めします。PSVR のメインは VRであるため、広まりつつある VR動画も堪能できます。VR動画はプロジェクターでは無理ですからね。VR動画は見るではなく入り込む。これが醍醐味ですね。
フルHDのプロジェクターは、PS4 と PSVR を合わせた金額と同等かそれ以上になります。それにスクリーン代も加算されるため、見積もっていくと結構な金額になります。
気軽に楽しむのであれば、PSVR ですかね。もうゲーム機だという認識はありません。
拘りのプロジェクターか、汎用性を持った PSVR か用途次第だと思います。