どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
『マンガ 自営業の老後』という本を読んだのですが、とっても良い内容だったのでご紹介します。
フリーランス(自営業)の人ってやっぱり将来不安ですよね?
ぼくもそうなんです。
でも何をどうしなら良いかわからない…。
そんな不安が『マンガ 自営業の老後』を読んでちょっとスッキリしました。
この本にはフリーランスの将来の備えに対するシンプルな答えが載っている本です!
王道は公的な保険!
保険や年金。
世の中には公的なものや民間含め色んな「備え」があります。
フリーランスはどれをどのように利用したら良いのでしょうか???
ズバリ答えはコレです。
公的なものを目いっぱい利用ということで、メインは国の保険や年金。
民間のものはサブ的にライフプランに合わせて選べばよいと。
「公的なもの」とは以下のとおり。
- 国民年金
- 確定拠出年金
- 小規模企業共済
- 国民年金基金
確定拠出年金はフリーランス用の年金。
小規模企業共済はフリーランス用の退職金。
国民年金基金は国民年金に上乗せして支払うことで、年金受給額を増やせる仕組みです。
ざっくりと公的年金のメリットを説明すると、
- 一生死ぬまでもらえる
- 所得控除になる
という2点です。
実は民間の多くの個人年金保険は有期だそうです。
「○○歳まで」と受けととれる期間が決まっています。
公的年金は生きている限り貰えます!
長生きして得したいですね(笑)
あと、フリーランスにとって見逃せないのが公的年金で支払った金額は所得控除になること。
なので、市民税・所得税・健康保険料などの節税になります。
将来の備えと言うよりも単に節税対策として、確定拠出年金や小規模企業共済を利用する人も多いでみたいですよ。
フリーランスはちゃんと年金を払うべき!国民年金のメリット
中でも国民年金はさすが義務的に支払う制度だけあってメリットが大きいです。
先ほどの、「一生貰える」「所得控除になる」に加えて、
- 障害基礎年金
- 遺族基礎年金
という特典もシレッとセットになっているのです。
障害既存金は加入者が障害をおった時にもらえる年金。
遺族年金が加入者が死亡した時に遺族が貰える年金です。
このマンガは作者自身のドキュメントなのですが、作者さんはなんと年金が未納で、民間の保険に加入しているというトンデモマネーリテラシー(笑)
しかも4月時点で確定申告をしていないという話まで出てきます!
(ホントかな?)
作者さんは掛け金に対してこんなにメリットがある国民年金を無視して、民間の個人保険を利用するなんて愚の骨頂だと説教されます。
色々勉強する中でいかに自分が勉強不足だったかを思い知らされるというストーリー。
ぼくも、フリーランスだからこそ国民年金はちゃんと支払うべきだと自分のことのように身に沁みて感じましたよ。
余談ですが、払えない人は払えない人でちゃんと減免手続きを利用しましょう。
「未納」と「減免」は全然違います。
関連記事:貧乏バンドマンは国民健康保険と国民年金の減免をちゃんと利用しような
『マンガ 自営業の老後』は全フリーランスにおすすめの良書
本書には他にも、
- 生涯収支を計算してみる
- 備えてなかったのに幸せな老後フリーランス
- 自営業だけど家を買う(住宅ローン)
- 不動投資について
などの話題も登場します。
ぼくに特に備えてなかったけど幸せな老後を送っている佐竹さんに共感してしまったなぁ(笑)
メインはマンガですが、金融ライターさんに関するコラムが9つもあったりして、「フリーランスのお金と税」に関してザックリ学べます。
ここまで出てきた用語たち、
- 確定拠出年金
- 小規模企業共済
などが「何それ?美味しいの?」レベルのフリーランスの方は自分の”健康で文化的な最低限の生活”を守るためにも買っておくのをおすすめします。
「そろそろ勉強しなきゃなぁ…」という方にもマンガですから良いきっかけになる本だと思います。
つまり全フリーランス必読です!(笑)
ぼくもそうなんですが、不安でいっぱいだと余裕がなくなって、とにかく闇雲に働いたり、逆にやる気がなくなったりしますよね?
「好きな仕事をしたい!」と選んだフリーランスです。
お金の不安を打ち消して、好きな仕事にまい進したい方はぜひ買ってくださいね!
それでは!
ところで俺、まちがってねぇよな?