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キャンプの後片付け!スムーズに片づけを済ませるコツとは?

キャンプを終えて家路につく前に待っているのが“後片付け”です!

キャンプの後は、ゆっくり楽しい時間を過ごした“いい気分”のまま家に帰りたいもの。
ですが、片付けが上手くいかずにバタバタと慌て…(片付けのせいで)疲れ果てて家に帰った経験がある方も多いのではないでしょうか?

特に真夏は、スムーズに片づけを進めていかないと(暑さにやられて作業スピードが落ち、片付け完了までに時間がかかり)バテてしまいかねません。

そうならないためにも、片付けは手早く賢く済ませるのが肝心!
では早速、ここで“キャンプの片付け達人”になるためのコツをご紹介していきますので、ぜひそのコツを学び、最後の最後までゆとりを持ってキャンプを楽しんでいただきたいと思います。

テント:逆さまにして乾かそう

ではテントの片づけから始めましょう。

まずは木の間にロープを渡して“物干し場”をつくり、テントから出したシュラフ(寝袋)やテントマットを干してください(ロープや適当な場所がないときには、車のボディに広げてもOK)。
私たちの身体は、寝ている間にも思っている以上に汗をかきます。ですから寝袋は干してからしまうべき! またテントマットも湿気がたまりがちなので、できれば片付け前に天日にサッと干すといいですね。

こうしてテント(一般的なドーム型を想定)を空にしたら、いよいよテント本体の片づけ作業に取り掛かりましょう。
ただ、これもすぐに畳んではいけません!
テントもシュラフ同様に“干す”のです。
テントは、入口のファスナーなどを開け(揺すってゴミや砂を出したうえで、ファスナーを開けたまま)逆さにして干しましょう。地面に接していたテントの底部分は(快晴続きでも)けっこう湿気を含んでジメッとしているもの。だからこそ、逆さにして“底部分”をカラッと天日干しにするのです。

なお、ここまでの作業は“朝ごはんの前”に済ませるのがポイント!

ご飯を食べている間にシュラフやテントの湿気を飛ばし、食後に乾いたことをチェックしてから畳めば、気持ちよく・時間の無駄もなく片付けられます。

ダッチオーブン・鉄板:サビ予防のために油をひいておこう

鉄鍋・鉄板には、洗剤を使わないのがオススメ。
というのも、調理時に染込んだ油が“鉄をサビから守り、また焦げ付きにくく”してくれるためです。洗剤で油を根こそぎとってしまうと、せっかくできたその油のコーティングがとれてしまうことになるため、洗剤は使わない方がいいというわけ。

使ったあとは、タップリのお湯を沸かして(ヘラなどを使って)焦げ付いた食材などを丁寧に剥がし、お湯を捨てたら空焚きして水気を完全に飛ばしましょう。そして、最後の仕上げに食用油(オリーブ油など)をキッチンペーパーなどで塗り込みます。それが済んだら新聞紙などにくるんで片付け完了!

お湯を沸かしたりするのに時間がかかるため、この作業には早めに取り掛かるといいですよ。

バーベキューグリル:火の始末をシッカリしよう

火の始末は、特に気を付けて行いましょう。
完全に火が消えていない炭を放置・捨てたりすれば、最悪の場合“山火事”を引き起こす危険もあります。決して「これくらいで大丈夫」…などと適当に処理することはしないでください。
最近は、後片付けをラクにしてくれる「アルミシート(バーベキューコンロの下に敷くシート。消化後にこのシートで炭をくるめば面倒な炭の処理が手軽にできる)」など、便利なバーベキューグッズも登場してきていますから、そうしたものを用意しておけば片付けがカンタンになり時短にもなります。

コンロ本体については、炭を取除いて新聞紙でくるみ、ゴミ袋などに入れればOKです!

タープ:慌てて片付けなくてもOK

日差しや雨除けとして便利な「タープ」。
これは“最後から2番目”に(テントや鍋などと違って)ゆっくり片付けるのがオススメ。タープを残しておけば、日差しが強い日でもその下で落ち着いて片付け作業ができますし、突然の雨にも慌てずにすみますからね(ちなみにキャンプを設営するときは、真っ先にこのタープの準備をするのがオススメです)。

ウォータージャグ・ポリタンク:これらの片づけは最後に

手や雑巾などを洗うことができるよう、ウォータージャグ・ポリタンクなどは慌てて片付けないことが鉄則! 水は最後に片付けるようにしましょう。

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