まだ27歳と言う年齢を考えると少し可哀想な感情がなくはないが、とは言えこれは論外。静岡第一テレビの処分はむしろ遅かったくらいか。

無免許運転アナ 諭旨解雇に 静岡第一テレビ「再発防止にあたる」(スポニチ)

可哀想なのはテレビ局側。「再発防止に当たる」とコメントとしているが、そもそもこんな悪質なもの、防ぎようがない

この元アナは追突事故を起こしている。その事故で無免許運転が発覚するわけだが、使用していたのが社用車。その社用車は当然、使用に当たり許可申請が必要だが、その申請書をこの元アナは偽造。

免許証のコピーを添付していたようだが、そのコピーを偽造したのか免許証を偽造したのか知らないが、そこまでやられてニュースを読むアナウンサーを疑いようがない。そんなものを疑い始めたら何から何まで疑う必要が出てくる。

こんなアナウンサーがまさかの帯番組を担当する予定だったというのだから驚きだ。どの面を下げてニュースを読む気だったのか。

我々は周囲がみんなが渡っている「黄色信号」の横断歩道を絶対に渡らない人種である。
昔、ある後輩が赤信号を渡っているところを携帯で撮影され「お前らの局はどんな教育をしているんだ?」という苦情が入ったことがあった。

ニュースを読む人間は人の何倍も「規律」に忠実に生きなければいけない。
昔務めていた会社が、私に対して「会社の金を取ろうとしたのだろう」とふざけたイチャモンをつけてきたときに、即時退社し何があったのかを全部説明したのも、そうやってバカみたいに真面目に生きている「全アナウンサー」への侮辱だと感じたためだった。




さて、とは言えもう処分はすみ、彼もまだ27歳とのこと。
しっかりと反省し、人生を前向きにやり直してほしい。
アナウンサーとしては難しくとも、人間としてはまだ所詮20代。処罰を受け、反省すればやり直せる社会であって欲しいとも思う。
甘い考え方かも知れないが…。