2017-04-18
■今発売中の雑誌「ケトル」にインタビューでてます 
今回のケトルはブレードランナー特集ということで、なぜかお呼びがかかりました。
しかも4ページ! けっこう、4ページのインタビューってボリュームがあります。
つーても僕はブレードランナー、カッコイイとは思うけど面白いとは思ったことないんだよね。たぶんブレードランナーに影響うけまくったサイレントメビウスとか攻殻機動隊とかを先に見ちゃってから、元ネタであるブレードランナーを見たからかもしれないけど、ビジュアル的なインパクトは僕個人としては弱いなと思っちゃった。まあ攻殻とサイメビがやり過ぎっていうくらいパクってるからだと思うけど。
なんで、ブレードランナー大好きっ子世代からすると「てめえの食ってる米はカリフォルニア米か!」っていうくらい許せないゆるふわ世代としては、別にブレードランナーの続編に興味はないのだが、SF者の義務としてブレードランナーは見て置かなければならないし、初期版も最終版も完全版もファイナルカットも見たし、見るたびに「この修業になにか意味はあるのか」と自問自答する我慢映画、それがブレードランナーであると思ってるし要するにまあ、一言で言ってしまうとそんなに好きじゃない。
好きじゃないんだけどさ、やはりSF者としては聖書みたいなポジションにあるブレードランナー特集で、AIの専門家(?)としてインタビューを受けるってのはSFヲタとして名誉じゃない。断るのも悪いじゃない。太田出版だしさ。
まあ太田出版の書籍企画はなぜかいつもボツるので、太田出版の書籍担当の編集者は出禁だけどさ、まあ雑誌は別じゃないですか。
で、自分の答えたインタビューみると、驚くほどブレードランナーのこと語ってない。語ることないんだよ。実際問題。
僕がブレードランナーで一番好きなのはポリススピナー(サイレントメビウスに完全にパクられてる)とヴォークト・カンプフ検査装置、あと写真拡大するところとかかな。
はっきり言ってレプリカントとか全く同情できないし、レイチェルは昔からオンナに見えなくて、あれに欲情できるハリソン・フォード・・・じゃなかったデッカードは変わったやつだなあと思う。
そんでもっとデッカード自身がレプリカントだったのかとかそういう話全体に興味がない。っていうか気づくだろ。体重計とか乗れば
ただまあ、僕のインタビューはともかく、大森望さんのインタビューも載ってるし、SF者としては読まなかったとしても手元に置いておくべき一冊には残念ながらなっちゃってる気がする。
今年ブレードランナーの続編が(いまさら)公開されるわけですが、他人事ながらすごいコケるのではないかと今からドキドキしてる。
というか誰が望んだんだよ続編の出現を。あれの続き作ったら蛇足にしかなんないじゃん。しかも最終版、完全版、ファイナルカットと三回も焼き直したお陰でもう隠されている謎もないじゃん。
これぞ製作者の都合だけで造られた蛇足中の蛇足・・・・に、ならないといいけどなあ
スターシップ・トゥルーパーズやロボコップが二作目以降どんどんダメになっていった悪夢を思い出す。さすがに旧来からのブレードランナーのファンもついていけないのではないか。
そういう意味では攻殻機動隊の実写版は及第点で面白かった。もうひとひねりあったら続編いけたかも
つうかAmazonの作者情報にオレの名前いれるのやめて欲しい。検索対策か?
インタビュー答えただけだし、4ページしかないし
そもそもケトルで検索するとポットが出てくるんだよ。ググラビリティ低すぎ
なぜこの名前にしたし
まいいか
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