[更新: 2017年04月18日]
さくらのクラウドのスタートアップスクリプト「Mastodon」に関するページです。
1. 概要
Twitterライクな投稿ができる分散型ソーシャルネットワーク Mastodon のインスタンス(サーバ)を簡単にセットアップできるスタートアップスクリプトです。
概要・バージョン | |
CentOS7.x | |
インストール時に入力(必須) | |
DNS設定に使用(必須) | |
DNS設定に使用(必須) |
※本スクリプトを実行した際に、さくらのクラウドDNSで管理しているゾーンのZone APEXにレコードを追加します。対象のゾーンにレコードが登録されている場合、スクリプトは停止し、セットアップが中断されます。レコードが登録されていない専用のドメインをご用意ください。
※本スクリプトを実行した際に、さくらのクラウドDNSで管理しているゾーンのリソースレコードは以下の3行になります。
※サブドメイン(例:mstdn.example.com)には対応していません。
2. 利用手順
「Mastodon」スタートアップスクリプトは以下の手順で作成・設定を行います。
DNSゾーンの追加
さくらのクラウド コントロールパネルにて左メニューの「DNS」をクリックし、右上の「追加」をクリックします。
追加したゾーンの詳細画面にドメインのレジストラの設定画面を操作し、DNSサーバを変更します。
APIキーの作成
さくらのクラウド コントロールパネルにて右上の「設定」をクリックします。
以下のようなポップアップが表示されます。サーバ作成時に「ACCESS TOKEN」「ACCESS TOKEN SECRET」が必要になりますので、赤枠で囲った文字列を控えておきます。
サーバの作成手順(1)
左メニューの「サーバ」をクリックし、右上の「追加」をクリックします。
サーバ作成時に、シンプルモードのチェックを外します。
アーカイブは、[CentOS7.x]を選択します。
サーバの作成手順(2):スタートアップスクリプトの指定
■配置するスタートアップスクリプト
[mastodon]を選択します。
■さくらのクラウドDNSで管理しているDNSゾーン
前項「DNSゾーンの追加」で登録したゾーン名を入力します。
■APIキーのACCESS TOKEN
■APIキーのACCESS TOKEN SECRET
前項「APIキーの生成」で生成した文字列を入力します。
右下の「作成」をクリックし、サーバを作成します。サーバの作成およびスタートアップスクリプトの実行に時間がかかりますので、しばらくしてから次の項に進んでください。
Webへのログイン
Webブラウザを使用し、https://<DNSゾーン名>/ に接続します。以下の画面が表示されればセットアップは完了です。