
先日、山梨県の塩山(えんざん)で第1回目に開催されたワインフェスへ行ってきましたよ。昨年の11月に計画が持ち上がり、地域の方が5か月間かけて準備されたそうです。優しい空気の中、青空の下で飲む春のワインは格別でした。
初めての試み・山梨塩ノ山ワインフェス
私は年に数回、ワインツーリズムやまなしでワイナリー巡りをしています。
最初は、山梨といえば勝沼!と思って巡りはじめました。勝沼は白ワインが美味しいですね。特に甘口。檻とワインを一緒に熟成させるシュールリー製法も好き。赤ワインは少し軽めが多いように感じます。葡萄品種によるものでしょうか。
勝沼から足を伸ばして、塩山(えんざん)に訪れてみると、私好みの樽熟成な味によく出会いました!。私は重めが好きです。
そんなお気に入りの土地、塩山(えんざん)で第1回目に開催されたワインフェスがあったので行ってきましたよ。
まずは初回の内容を少しご紹介しますね。
エントリーはFacebookから
ちょっと残念なのは、Facebookからしかエントリー出来なかったこと。
そこでFacebookを使っていない友人の分も一緒にまとめてエントリーしたんですよ。ところが、実際はエントリーしなくても、当日立ち寄った方でも参加できるという内容でした。
最初なので、だいたいの人数が分からないと準備が出来ないためだそうです。でもFacebookを使えず、諦めてしまった人もいると思うんですよ。期間限定でも良いのでホームページを立ち上げて欲しかったなぁ~と思いました。
今回は、開催半月前あたりで約600人のエントリー確認が出来たところで打ち切っていました。
会場は塩山駅から徒歩5分
上画像にある内容になっていましたよ。
塩山(えんざん)駅は、JR中央本線・甲府から20分くらい。
特急がとまらない事があるので注意してくださいね!そして駅の周りにコンビニも無いので、おつまみや飲み物を用意したい場合は持参した方が良いですよ。
今回は上記7メーカーの参加でしたが次回は分かりません。この参加メーカーを決めるにも相当話し合ったとおっしゃっていました。最初って大変ですね。
好きなワインを楽しめるチケット制
受付で2000円支払って、以下のセットを受け取ります。
1100円分のチケット+ウェルカムチケット+ワイングラス付き。
このチケットを使って、7メーカーのワイン34種類を好きなように飲めるというわけです。グラス販売は200円~300円、一種類だけ600円のフルボディがありましたよ。グラスだけではなく、ボトルも購入可能です。
ウェルカムチケットはお値段に関係なくリスト内の好きなワインを飲めます。
私は迷わず、いちばん高価な600円のフルボディ!大好きなカベルネソーヴィニヨン100%です。ボトルで購入すると6000円。普段そんな高価なワインはいただけませんからね!ついお値段でチェックしてしまうという・・・悲しい私です。
地元の飲食店が15店以上
▲購入した本格石窯ピザ
ワインのおつまみに最高!というようなお店が沢山出ていましたよ。
オーガニックカレー、スイーツ、トマト煮込み、鹿肉パテ&チーズ・・・
私たちは、本格石窯ピザ移動販売のお店からピザなどを購入しました。焼き上がりまでに30分待つんですが、待っていても満足な味です。アンチョビとオリーブオイルが効いていて、たまらなく美味しかったですよ~。
生の音楽が心地良い
ステージが設けられていて、楽しい音楽が流れていました。
リズムに身をまかせて踊っている方もいらっしゃいました。どういうわけか、青空の下で飲んだお酒で踊る姿ってキラキラして見えるんですよね~。
ワインを飲んでいても、いなくても。みなさま笑顔で楽しそう。
頑張って活動している方の音楽はやっぱり心地良いです。
子供も大人もキラキラしていて、春風が優しくて。とっても素敵な時間でしたよ。以下は塩ノ山ワインフェスより画像をお借りしました。 雰囲気伝わる素敵な画像でしょう?。よくぞこの一瞬を撮影してくださったと思います。
画面中央あたりを注目してください。
ステージの前まで来て、踊ったり拍手したりする人の姿が見えますか?
赤い服を着た女性の歌声が素晴らしくて聞き惚れました。ジャズも流れてましたよ。
おもてなしの心が人を和ませる
今回、あちこちで「おもてなしの心」も感じました。
はじめての試みで最初から立ち上げることは大変だったでしょうに、会場に足を運ぶ方に対する「ようこそ塩山へ。ゆっくり楽しんでいってね」という気持ちが伝わってきたんですよ。
沢山の人が動くこと、仮設や出店、騒音も大変だったでしょうし、飲食で衛生面も苦労があったでしょう。なのにほっこりする優しさがちらほら。
いくつか画像残しましたので、ちょっとご紹介しますね。
手作りの座布団がいっぱい。美しい着物生地でした。
長時間座っていてもお尻が痛くないようにとの配慮でしょうか。
トイレの中に活けたお花。
ボランティアの方が用意してくださったそうです。
1つ1つのトイレの中、洗面台にと沢山活けてあったんです。自然に生えている季節のお花たち。活けてくださった方の笑顔まで浮かぶようです。
手作りのテーブルとイス。
まだ木の香りがしました。この日のために作ったんだなぁという感じ。そして、各テーブルにはワイン瓶に桃。これには感動しましたよ~。
それから、テーブルの上のワイングラスに黄色い布が巻いてあるでしょう?
実はそれも手作りで、いつも参加しているワインツーリズムやまなしで配られているものなんですよ。首からグラスをぶら下げて、両手フリーで歩けるようになっているんです。少しずつ改良されています。
山梨の桃はちょうど見頃でした。
桃源郷(とうげんきょう)と言われている土地ですからね。とても美しいです。県内では桃源郷祭りというのも開催されているんですよ。
(会場周辺にて )
直接、お気に入りワイナリーへ向かう
音楽、ワイン、おもてなし、春の陽気・・・すべてが心地良いです。
ぷはぁ~!
青空の下で飲むワイン最高~!!!
チビチビ試飲を続けるのが、物足りなくなった私たち。(ワイン好き女子)
試飲した中に、お気に入りのワイナリーがあったんですが、会場から歩いて行ける距離だったので直接ボトルを買いに行きました。またチケットを購入して余ってしまうのも勿体ないという事で意見が一致です。
・・・まったく困ったもんです。
会場で飲み足りなくて買いに行くとは。
でもねぇ~。それくらい美味しいんです!
樽熟成がお好みの方はぜひ塩山(えんざん)チェックしてみてください。欧州系品種を育てているワイナリーもありますよ。欧州系品種と日本の葡萄品種を配合したワインも繊細で好きです。
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お気に入りワイナリーとフェス情報
中でも私のお気に入りワイナリーはこちら。
こちらの「キザンファミリーリザーブ2014」が好き。配合はメルロー50%、ブラッククイーン30%、カベルネソーヴィニヨン15%、プティヴェルド5%です。
今回のようなフェス、5月は甲府で開催するそうですよ!
こちらの方が規模が大きいです。
ご紹介した機山洋酒の他にも、魅力的なワイナリーは沢山あります。勝沼しかご存知ない方はぜひ足を伸ばしてみてください。
ワイナリー巡りやフェスに参加すると、作り手の方と直接お話しできるという贅沢さもあります。今度はどんなワインに出会えるか楽しみです。