与党 パチンコなど含め ギャンブル依存症対策法案成立を

与党 パチンコなど含め ギャンブル依存症対策法案成立を
ギャンブル依存症対策を検討する自民、公明両党の作業チームの初会合が開かれ、ギャンブルの対象にパチンコやパチスロも含める方向で検討を進めたうえで、今の国会に依存症対策を推進するための基本法案を提出し、成立を目指す方針で一致しました。
ギャンブル依存症対策をめぐっては、政府が関係閣僚会議で、ことし夏までに制度の具体化を図ることにしていて、自民、公明両党は18日、対策を検討する作業チームの初会合を開きました。

この中で、ギャンブルの対象について、「パチンコなどが原因で、ギャンブル依存症に苦しむ人も少なくない」として、競輪や競馬など公営ギャンブルだけでなく、パチンコやパチスロも含める方向で検討を進めることを確認しました。

そのうえで、今の国会にギャンブル依存症対策を推進するための基本法案を議員立法で提出し、成立を目指す方針で一致しました。

与党の作業チームは、依存症対策の法案をすでに国会に提出している日本維新の会や、対策の検討を進めている民進党などにも、協力を呼びかけていくことにしています。