2017年4月18日00時00分
■特派員リポート 渡辺丘(エルサレム支局長)
中東のイスラエルに今年も春を告げる「過ぎ越し祭」(ペサハ)の季節がやって来た。約3千年前にエジプトで奴隷となっていたイスラエルの民の脱出を記憶するため、ユダヤ人にとって最も大切な祭礼の一つだ。
この特別な祭礼に向けて、人々はどんな準備をしているのだろうか。4月上旬、ユダヤ教の戒律に厳しい「超正統派」の人々が多く暮らすエルサレムのメアシェアリーム地区を訪れた。
まず街の書店に入ると、「出エ…
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朝日新聞国際報道部