これで当然だ。

もうボロボロ 民進党代議士「都議選議席ゼロは十分あり得る」(newsポストセブン)

もちろん、実際に蓋を開けてみればゼロと言う結果にはならないだろうが、恐らくそれに近い数字にはなることだろうと思う。可哀想だし、優秀な議員さんもいるので何とも言えない気持ちだが、これはこれで「やむを得ないのかなぁ…」と思っている。

民進党の失敗は「何でも反対だけ言っていればいい共産党のマネをした」からに他ならない。大阪自民が何を持って失敗したのか知らないのだろうか…。

そもそも政党とは「日本の未来」を提示することが仕事だ。
自民党の「自主憲法の制定」をはじめ、公明党の「弱者救済」。そして我らが維新の「地方分権」など『背骨』が必要だ。

民進党は背骨を失ってしまっていた。
なんとか早期にいい骨格が見つかればいいのだが…と見ていたのだが、寄せ集め過ぎた集団はどうしようもなかったという事か。
衝撃なのが記事中の下記文言。



連合傘下の有力労組が組合員2万5500人を対象にした調査では、民進党の支持率はわずか18%にすぎない。7月都議選でも、連合東京は小池新党・都民ファーストの会と政策合意を結び、民進党を離党した候補を応援すると発表した。(記事より)



こうなってくると、7月で民進党はお終いと見ていいだろう。ま、最低でも蓮舫さんはおしまい。
さて、では次はどうなるのか?という事だが、これは連合東京が小池さんと手を結ぶ可能性が出てきたと言える。

この動きは注意する必要がある。

連合や労組はすでに完全に民進党を見切ったろう。
だが、今更自民に鞍替えできないだろう。
こうなるとどういう予測が出来るのか?

そう。

7月の都議選、小池新党=都民ファーストの勝利はほぼ確実。
民進党はほぼ壊滅。
蓮舫さんは恐らく責任を取らされる。

次は前原さんなのか玉木さんなのかは分からないが、この二人のどちらがなっても恐らく支持率はそんなに上がらない。

ウルトラQはここで小池さんとの連携という視点だ。

つまり、維新スタイル。
松井知事が大阪府知事でありながら国政政党の代表を務めているように、東京都知事の小池百合子氏が民進党を吸収する形。恐らく、民進党内でそれに異を唱える人はいないだろう。

小池百合子氏にとっても連合や労組をバックにつけて、全国規模の国政の野党第1党の党首になれる。こちらも都議選で連携を組んでいるのですんなり組める。

難しいのは東京五輪を控え、あまり安倍政権と敵対関係をし続けていてもしょうがないという点なのだが、そもそも、もう都議選で十分に自民と小池百合子さんは戦ってしまうので、こうなったらしっかりとした戦力を持った方が良いはずだ。
そうなるとまたマスコミが飛びつく。
風は吹き荒れる可能性がある。

少々いかがなものか…という気がするが、今の段階で予想される動きの一つが上記した動きとなる。可能性はゼロではないだろう。
さて、どうなるか。
防ぐ手立ては7月のW選しかないが…普通に考えてこのタイミングでの選挙はなかなか簡単ではないか…。