このページに書いてあることまとめ
1.ジャークは1シャクリに1リーリングを基本とする2.ジャークで気付かせ、フォールで食わせるのが基本形!
3.フォールはフリーフォールとカーブフォールの2択がある
4.シャクリ幅や速度を変えれば無限の可能性が!
ジャーク&フォールの前に、ジャークについての基本を書いておきます。ジャークに関しては、シャクる長さや強さに変化をつけたりして色々なパターンを生み出すことが可能なのですが、基本の基本は1シャクリ1リーリングに設定しておくと、後々の変化に対応させやすくなります。自分の中の基本が一定でないと、次に同じパターンのアクションをしようとしたときに、同じアクションを作りにくくなってしまいますので・・・。
で、ロッドの動きですが、基本の基本を書くとすれば、水平状態をスタートとして、1時くらい高さまでロッドをシャクリあげます。この時点でリーリングは半回転です。そして、そのロッドを水平状態へと戻しつつ、リーリングをさらに半回転します。これが基本の基本です。
状況によっては1シャクリで2回転が良いかもしれませんし、リーリングなしにして、ジグを跳ね上げさせた後、フォールが良いかもしれません。ここから先は自分オリジナルのパターンを探していくと良いと思います^^
ざっと作ったイラストにはなるのですが、ジグをジャークでしっかりときらめかせて、フォールでヒラヒラと落とし、そこで食わせるのが基本形であり、理想形だと思います。慣れない内はジャークで掛かったような印象を受けるかもしれませんが、実はフォール中にすでにバイトがあり、次のジャークがフッキングになっていたというパターンが多いかもしれません。
ジャークのときにアタリがないわけではありませんが、圧倒的にフォールのときにアタリが多いです。ジャークは場合によってはハマチに向かってアクションしていることもあり、その場合はハマチが逃げてしまうんですよね、苦笑。しかしフォールのときは大抵逃げない。落ちてくるものや落ちていくものは捕食対象とみなすようですね。
フォールと一言で書いたとしても、その選択肢は大きく分けて2択になります。1つはラインを出しながら行うフリーフォールです。こちらはジグの流れるままに落ちていくので最も自然なアクションになり、アタリも出やすいといわれています。しかしながら、ラインを出している状態ですので、ハマチが当たっても分かりにくいのが難点でもあります。(慣れるとラインの出方でアタリが取れるんですけどね^^)
もう1つのフォールがカーブフォールになります。こちらはラインを張った状態でジグを斜めに落とします。ラインを張っているわけですので、ハマチが当たれば手元にしっかり届きますので、アタリは分かりやすいです。が、やはりラインに引かれてフォールしていくので自然さには欠けるため、フリーフォールと比較してアタリが出にくいと考えられています。
使い分けの基本としては、上層~中層付近をメインに狙っている場合はフリーフォールで、底付近を中心に狙っているのであれば、カーブフォールで攻めると良いとされています。底付近だとフリーフォールでしっかり着底してしまうとハマチにジグを見切られてしまう可能性が高くなるため、カーブフォールで着底するかしないかくらいを攻めるのが良いとされています。
ここまでで紹介したジャーク&フォールはあくまでも基本中の基本です。ジャークの長さ、強さ、フォールの長さやカーブやフリーなど、組み合わせ次第で色々なパターンを作ることができます。また、1日の内でもヒットパターンが変化するようなこともあるかと思います。自分の中でのローテーションや、このポイントではこの釣り方が良いなど、実際に釣りに行ってモノにしていきましょう^^