奈良県天理市にある天理教教会本部の「しだれ桜の写真」に注目が集まっています。

雨上がりの「しだれ桜」

この写真を投稿しているのは、wasabi(@wasabitool)さん。

Twitter/@wasabitool

実は撮影日は雨が降っていたため、雨上がりに撮影した写真なんだとか。

水たまりに、しだれ桜と建物がくっきりと映り、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

Twitter/@wasabitool

見事に咲きほっこった、しだれ桜の美しさと迫力に圧倒されてしまいそう…。

なんだか、写真全体が桜のピンク色に染まったみたいですね!

Twitter/@wasabitool

ツイートには「めちゃくちゃ良い写真ですね!」「お見事!しか言えません」「うーわめっちゃきれい」といったコメントも。

wasabiさんが撮影した「しだれ桜の写真」がキレイすぎると反響を呼び、「いいね」の数も5万件を突破していました。

水たまりがあると予想して…

なぜ、天理教教会本部のしだれ桜を撮影しようと思ったのでしょうか?

wasabiさんへお話を伺ってみました。

Twitter/@wasabitool(奈良県)

―― 撮影場所に選んだ理由をお教えてください。

カメラを本格的に始めて3度目の春となりましたが、今年は天理の桜を中心に撮ると決めていました。

早咲きの「河津桜」から「しだれ桜」まで幅広い種類が植えられているので、長い期間楽しめるだけでなく、週末でも人が少ないので撮影も観賞もゆっくり楽しめるからです。

当日は午前中雨予報だったため、水たまりがあるのではないかと予想してお邪魔いたしました。

Twitter/@wasabitool(京都府)

―― 撮影した日時を教えてください。

2017年4月8日(土)正午頃です。

桜を楽しまれている方もいらっしゃいますので、無人の写真は人がいない瞬間まで待って撮影しました。

Twitter/@wasabitool(京都府)

―― どのようなカメラを使って撮影していますか?

「SONYのα7R ii」をメインに使用しています。

リフレクション(水鏡)撮影は低い位置でカメラを構えるため、自由なアングルで撮影できるチルト可動式液晶モニターがとても便利でした。

以前、「花火の写真」を撮影したカメラと同じです。

Twitter/@wasabitool(京都府)

―― 「しだれ桜」の写真ですが、何か加工などはされていますか?

パソコンで現像できるよう、RAWデータ(生に近い状態で保存したファイル)で撮影しました。

そのデータを「Adobe Lightroom」にて、自分のイメージに近づけるよう現像しました。

当日は曇りでしたので桜の色を引き立てさせるため、淡いピンクに仕上げています。

Twitter/@wasabitool(天理教教会本部)

―― Twitterの反響について

私はプロではなく趣味で撮影している身です。

いつもにようにTwitterにアップしましたが、信じられないほど、多くの方に見てもらえる事になるとは思ってもいませんでした。

某ニュースサイトに 「掲載されていますよ!」とフォロワーさんから教えていただきました。

Twitter/@wasabitool(京都府)

また、現地で撮影時にお話した方達から「偶然、お写真見つけました」とTwitterやInstagramを通してコメントをいただきました。

さらに、この地を離れた方から「故郷の桜を見せてくれてありがとう」というお言葉もちょうだいしました。

たくさんの方の貴重な時間を私の写真を見るために使ってくれたり、そればかりか温かい声までかけていただいて、言葉にできない嬉しさがこみ上げてきました。

Twitter/@wasabitool(京都府)

私は思い描いた「桜写真」が撮れただけで幸せなので、感謝するのは私の方なのです。

写真を続けて良かったと心から感じました。天理の桜がつないでくれたご縁に感謝しています。

―― ありがとうございました。

Twitter/@wasabitool(奈良県)

なお、しだれ桜はすでに散り始めていたとのこと。

来年の見頃の時期は、このしだれ桜を近くで見てみたいですね!

※この記事のツイートと画像はwasabi(@wasabitool)さんの許可を得て掲載しています。