南スーダンPKO自衛隊が撤収開始
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アフリカの南スーダンで国連のPKO=平和維持活動に参加してきた陸上自衛隊の施設部隊が現地からの撤収を開始し、首都ジュバの空港から第1陣およそ70人の隊員が民間機で出国しました。
日本政府は、南スーダンで5年余り続けられてきた陸上自衛隊の施設部隊による国連のPKO=平和維持活動についてことし3月、「活動に一定の区切りがついた」などとして撤収させることを決めました。
これを受けて、17日、現地からの撤収が開始され、第1陣となる隊員およそ70人が首都ジュバの空港で荷物を持って手続きを終えたあと、民間機で出国しました。
空港では自衛隊の関係者が手を振って飛行機が飛び立つのを見送っていました。
南スーダンでは、大統領派の政府軍と元副大統領を支持する反政府勢力の対立が繰り返され、去年7月には自衛隊が活動する首都ジュバで大規模な武力衝突が発生し、民間人を含む多数の死傷者が出ました。
その後、首都ジュバは、比較的落ち着いた状態になっているものの、各地に武力衝突が拡大していて、援助関係者が襲撃されて殺害される事件も相次いでいます。
国連も治安情勢が極めて厳しいものとなっているとして、先週、双方に武力の使用を直ちに停止するよう緊急の声明を出しました。
第1陣は、今月19日に帰国する予定で、来月末までには現地に派遣されていたおよそ350人の全部隊の撤収を終えることになっています。
これを受けて、17日、現地からの撤収が開始され、第1陣となる隊員およそ70人が首都ジュバの空港で荷物を持って手続きを終えたあと、民間機で出国しました。
空港では自衛隊の関係者が手を振って飛行機が飛び立つのを見送っていました。
南スーダンでは、大統領派の政府軍と元副大統領を支持する反政府勢力の対立が繰り返され、去年7月には自衛隊が活動する首都ジュバで大規模な武力衝突が発生し、民間人を含む多数の死傷者が出ました。
その後、首都ジュバは、比較的落ち着いた状態になっているものの、各地に武力衝突が拡大していて、援助関係者が襲撃されて殺害される事件も相次いでいます。
国連も治安情勢が極めて厳しいものとなっているとして、先週、双方に武力の使用を直ちに停止するよう緊急の声明を出しました。
第1陣は、今月19日に帰国する予定で、来月末までには現地に派遣されていたおよそ350人の全部隊の撤収を終えることになっています。