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今回は「ゴボウ」のご案内です。
ゴボウはキク科の越年草です。
ゴボウの収穫時期は種類によっても違います。
根は直根で地中に深くのび、頭状花は紫色かときには白色をしており、その管状小花は集まって房状になります。
地上部は気温3℃ぐらいで枯死しますが、直根の耐寒性は強く越冬可能といわれています。
根の主成分はデンプンではなく、イヌリンといわれるもので、ほかの根菜類に比べて栄養価は乏しいですが、線維が多く含まれており、便通にも効果があるといわれています。
ゴボウの成分
ゴボウに多く含まれているタンニンとサポニンが、最近注目されています。
ゴボウの効能
・タンニンといわれるポリフェノールは、抗菌の働きだけでなく、制汗作用や収れん作用があり、あせもなどの皮膚疾患にも効くことで注目されています。
・サポニンという成分には、抗アレルギー作用や抗炎症作用もあり、炎症をしずめたり、花粉症などの症状を軽減する効果も期待できます。
また、毛細血管をひろげることによって、血液の凝固を防ぎ血流をよくする働きもあります。
このタンニンとサポニンのW効果が期待できます。
抗菌消炎作用があるゴボウ湯
汗で汚れがたまった皮膚を手でかくと、そこから細菌が入り、炎症をおこす場合があります。
また、かゆみを伴ったあせも、湿疹などのような場合には、抗菌・消炎作用があるゴボウ湯に浸かると効果があります。
ゴボウ湯の方法
浴槽に布袋に刻んだゴボウを入れ、水から沸かして入浴します。
タンニンの制汗作用で、かゆみがなくなってきます。
抗菌成分はゴボウの表面にあるので、洗いすぎないことがポイントです。
以上が「ゴボウ」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。