スクランブラー流行の兆しか? ヤマハ「SR」の個性的なオフ車風カスタムバイクがお洒落

やはり走るとしたら、オフロードでしょうか。

乗って楽しい、いじって楽しいヤマハのバイク「SR」。カスタムの方向性としてはやはり定番のカフェレーサー風が多いでしょうか。しかし、オンロードバイクでオフロードも走れるように改造する「スクランブラー」が根強い人気。そこでご紹介したいのが、ロンドンのカスタムビルダー「Auto Fabrica」による、『SR500』をベースにしたスクランブラー風カスタムバイクです。タンクとマフラー周りの一体感があるデザインに個性が感じられますねー!

個性的で美しいデザインの『SR500』カスタム

ブロックタイヤにアップマフラーを組み合わせたワイルドなスタイリングは、スクランブラー風スタイルの定番。ともすれば無骨な印象になりやすいスクランブラーですが、このカスタムでは流麗なラインの組み合わせで、美しくスッキリとまとめ上げられています。

特徴的なマフラー配置を見事に一体化

本カスタムの一番の特徴はマフラーとタンクの一体感でしょうか。タンクに備え付けられたステーにより、アップマフラーが車体にうまく溶け込んでいます。爽やかなブルーのタンクが良い感じですね。まとまりあるデザインのなかにあっても、前後に装備されたごついブロックタイヤがスクランブラーとしてのアイデンティティを主張。オフロードでの走行性能を期待させてくれます。

自由にスタイリッシュに、あらゆる道をトコトコ走りたい

カフェレーサーがストリートを駆けるスタイルだとすれば、スクランブラーは自然を楽しむスタイル。安心感のあるブロックタイヤと足つきの良さで、気張らずオフロードも走れそうです。最近では「SR」の生みの親であるヤマハもスクランブラーのニューモデル『SCR950』を市場投入するなど、2017年のバイク業界ではスクランブラー熱が高まりつつあるのを感じます。

文/塚本直樹

関連サイト

『Auto Fabrica』公式ページ
『Auto Fabrica』Instagramページ

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