ママ友がいると色んな相談ができたり、困った時に助け合えます。
そして何よりも誰かと関わることで孤独感を感じにくいです。
だけどそんな心強いママ友がいないことに悩んでいるママって意外と多いんです。
ママ友がいないことに対して「別にそんなの気にしない」という人もいますが、困った時にだれにも相談できないという状況に焦りや不安を感じている人もいます。
ここではママ友がいないことに不安や焦りを感じているママが、気軽にママ友を作るための方法をお伝えします。
ママ友って作る機会がなかなかないよね
ママ友がいる人にとったら気付かないものですが、意外とママ友って出会うきっかけがないものです。
その理由について説明します。
結婚で地元を離れる
今では結婚に対して「嫁ぐ」というイメージは大分薄くなりました。
それでも結婚したら女性が地元を離れて男性の地元や、職場の近くに引っ越す夫婦の方が多いのではないでしょうか。
そのため多くの女性が昔ながらの地元の友人とは離れなくてはいけません。
旦那の転勤
旦那の地元に引っ越した場合は旦那の友人の奥さんなど交友関係を広げやすいのですが、転勤の場合は夫婦どちらとも知人がいない場所に住むことになります。
男性の場合は職場で他の人との交流がありますが、ママが専業主婦の場合は交友関係を広げる手段がありません。
子どもが就学前の専業主婦
ママが仕事をしていて子どもが幼稚園や保育園に通っていたりすると、そこで新しい出会いがあります。
しかし子どもが未就学でママも専業主婦の場合、行動範囲が家からスーパー、公園などと限られるためママ友に出会うきっかけがなかなかありません。
近所づきあいが希薄
昔は近所づきあいも盛んでしたが、最近はかなり希薄です。
子ども会などの自治体の集まり自体がなくなっている地域もあります。
そのため近くに同じ年の子どもが住んでいても、なかなか打ち解けるきっかけがありません。
グループができあがっている
幼稚園や保育園の場合、ママ友と出会えるチャンスなのですが、すでにママ達のグループができあがっている場合があります。
人見知りのママの場合、一人のママに話しかけるのも勇気がいるのに、グループができあがっていたら入っていけないですよね。
ママ友がいないって悩みは変なの?
「ママ友」という存在に対して考え方は人それぞれです。
「ボスママ」「いじめ」といったネガティブな印象もあるので、あえてママ友を作らないという人もいます。
なので、もしあなたが「ママ友がいない」ということを誰かに相談すると「そんなんいらんやん。」とあっさり言われるかもしれません。
だけど「ママ友はいらない」と割り切れる人って、違う場所で相談したり、助けてくれる人がいる人だと思います。
これは人の欲求は5段階になっていて、下の欲求が満たされると、次の上の欲求が出てくるという説です。
その3段目に「社会的欲求」というものがあります。
この社会的欲求というのは、集団に属したい・仲間が欲しいという欲求です。
そしてこの欲求が満たされない場合、孤独感や社会的不安を感じるようになります。
なので仲間がほしいというのは、人間としてごく当たり前のことです。
「ママ友なんていらない」という人は、違う場所で社会的欲求が満たされていると考えられます。
そしてあなたがママ友がいないことに不安を感じることもごく自然なことであり、他人に否定されるものではありません。
もしあなたに相談できる人や頼れる人がいない場合、ママ友を含め心のよりどころになる存在を見つけることは、あなたの心を満たす上でとても良いことだといえます。
ママ友に出会える場所とは?
みんなママ友とどのような場所で出会っているのか紹介します。
ママ友作りの参考にしてください。
仕事をはじめてみる
今は育児しながら働く女性が増えたので、職場でもママさんと出会える機会が多いです。
職場選びに「主婦歓迎」と書いてある求人は、職場にママさんが多いことが予測されます。
子どもの幼稚園・保育園
子どもの幼稚園や保育園はママ友作りの定番ですね。
ただ幼稚園の場合は3歳からになってしまいます。
近所
近所の公園に行くと、他にも子連れで遊びに来ている親子がいる場合があります。
子ども同士の年が近いと、勝手に子ども同士が遊びだすことも多いので、その時にその子のママに声をかけてみるのも一つです。
子育てサークル
自治体が主催する子育てサークルもお勧めです。
子育てサークルにはいくつかの種類があります。
子育てサークルの概要についてはこちらをご覧ください。
その中のセンター型の場合は、保育士・看護師が常駐しています。
知人が自治体の子育てサークルでセンター長をしていますが、特定のママ同士でグループを作ったり、なかなか馴染めないママが孤立することのないように配慮していると言っていました。
なので人見知りだというママも、子育てサークル(センター型)ならママ友が作りやすいと考えられます。
子育てサークル(センター型)なら保育士・看護師に直接育児相談もできるので、より安心感がえられると思います。
お住まいの町の子育てサークルに関しては自治体のホームページや広報で確認してください。
インターネット
FacebookやTwitterでは様々なママ同士のコミュニティがあります。
他にもブログを通じて他の人と交流することも可能です。
これらインターネットによるコミュニティは、実際のコミュニティと異なる4つのメリットがあります。
それは
・人見知りでも気にならない
・合わないと思ったらすぐ離れることができる
・色んな人の意見が聞ける
・時間の拘束がない
というものです。
実際のコミュニティと違い直接顔を合わせるわけではないので、人見知りの人でもおくすることなく関わっていけます。
また私自身がネットのコミュニティがおもしろいなと思うのは、色んな人の意見が聞けるという点です。
私生活では自分の周囲には自分と似た属性の人が多くなります。
なので耳にする考え方や意見がどうしてもかたよってしまいます。
だけどネット上なら、実に幅広い世代の人が色んな意見をくれます。
そこで色んな意見に触れることで「そんな考え方もあるんだな~」と自分の視野が広がります。
ネット上のコミュニティなら今後の付き合いなども気にしなくて良いので、「合わないな」と思った場合、無理に合わせる必要もありません。
なので相手の顔色みながら黒を白だという必要性はなく、自分の意見を言っても大丈夫なんです。
そして自分の空いた時間にメッセージを確認して返信したら良いので、時間の拘束もされることはありません。
ネット上のコミュニティって意外とあなどれないですよ。
以前「子育てが辛い」というテーマの記事を書いた際も、色んなママやパパがメッセージをくれました。
一部、記事本文にも載せさせて頂いております。
このように色んな人と関わりを持つことができるので、ママ友がいないことに孤独感を感じている場合、SNSやブログも一つのコミュニティの場として考えてみてはいかがでしょうか。
ママ友作りのポイント
では実際にママ友作りを本格的にはじめましょう。
って、そんなに難しく考えることじゃないですよ。
気を楽にして読んでください。
笑顔が一番!
人は笑顔の人のところによってきます。
なので常に笑顔を心がけましょう。
夜に街灯に虫がいっぱい寄ってくるのを見たことありませんか?
あれは明るいところに自然と寄ってくる習性があるからです。
人間も一緒です。
笑顔で明るい人のところには自然と人が集まるんです。
また近所の人とすれ違った際は挨拶を忘れずに。
単純接触効果といって、人は何度も関わりをもつことで相手に好感を持つようになります。
なので普段から挨拶を心掛けましょう。
ふとしたことがきっかけで仲良くなるかもしれません。
焦らない
ママ友を作る際に焦って誰でもかれでも声をかけるというのは避けましょう。
というのも、ママ友の世界はたまにクセのある人が紛れ込んでいます。
実際にあったママ友トラブルがこちら
なのでむやみに接近して、変な人に絡んでしまったということのないようにしましょう。
先程お伝えしたママ友と出会える場所に行ってみて、そこで無理せず、背伸びせず、自然と話が合うママを探しましょう。
いきなり深い話をしない
ママカーストという言葉をきいたことがありますか?
ママカーストとはママ達が相手の年収や旦那の職業、子どもの成績などを情報収集してランク付けしていることを指しています。
そしてこれがママ友のいじめに発展するケースがあります。
ママ友のいじめは不意に発した発言が原因になる場合もあります。
そのため相手がどういう人か分かるまでプライベートの話や、人のうわさ話をするのは避けましょう。
子どもに人気のアニメの話とか、遊びの話などが無難です。
ママ名刺はちょっと待って!
以前ドラマでも話題になったママ名刺。
ママ名刺とは「○○ちゃんのママです。」という感じで交換する名刺です。
このママ名刺は結構トラブルの元にもなっていて、相手の名前を覚えるための材料というよりはマウンティングの材料になっている場合が多いです。
名刺に旦那の職業や年収を書いたりしている人もいます。
また
・紙質がしょぼい
・デザインがダサい
といって陰口の材料になる場合もあります。
そしてもらった、もらってないでトラブルに発展するケースもあります。
なのでママ名刺は持たない方が無難とも考えられます。
説明の最後の方はちょっとネガティブな話になったので、びっくりさせてしまったかもしれません。
このようなクセのあるママはごく一部であり、良識のある素敵なママも沢山います。
ただ変なトラブルに巻き込まれないためにも、先ほど説明した情報は頭のすみに置いといて頂けたらと思います。
さいごに
ママ友がいないことに対する考え方は人それぞれですし、求める距離感も個人差があると思います。
これは人によって置かれている状況が違うので当たりまえのことです。
ただあなたが身近に相談できる人、頼れる人がいない場合は、ママ友はとても心強い味方になってくれるので、ママ友に出会える場所に出掛けてみてはいかがでしょうか。
合わせてお読みください。