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投資・起業・副業・節約・法務を研究するブログ

トリセツ:AFP・経営法務コンサルタントが投資・起業・副業・節約・法務の情報を発信。発想のきっかけとなればうれしいです。

協会ビジネス 成功へのポイント?! 課金・コスト・利益率は?

起業・ビジネス
http://uxlayman.hatenablog.com/entry/2017/01/26/insentens

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「協会ビジネスモデル・仕組みの運営上のツボは?!」

 

①組織の分離(「〇〇セラピストアカデミー」「〇〇セラピスト協会」)

 

②課金方法の分離(フロー課金とストック課金)

 

③バックエンドサービス(ストック課金)の少額化

 

①は、必ずしも絶対条件ではないと思うのですが、運営者に聞くと

 

「別組織の方がいい!

 

   試験を実施・合格判定する機関と、対策講座を運営する機関が同じだと、信用されない!」

 

だそうです。

 

②は、リスク管理上、可能ならば、実施したいですね。

 

③は、一番の「キモ」になるかと思います。

 

 

「商売は値付けだ!!! 先人の格言」

 

この金額の値付けが、ビジネスの成否を決める!!と言っても過言ではないのではないでしょうか?

 

入会後、積極的に活動しない多数の会員さんに、会員を続けてもらうのが狙いです。

 

スポーツジムと同じですね。

 

会費を払った後、行かなくなり、それでも、退会されないのがビジネス的には理想ですよね。

 

もっと、悪質?な例で言うと、携帯電話を買い替える際に、

 

「端末を無料にするために、このサービス入っていただくことが条件です。

 

最初の3か月は無料ですので、3か月後に退会していただければ結構です。

 

月額300円になります」

 

そのまま、スルーして、とうぶん気づきませんよね?

 

支払いも携帯料金に含まれているので、明細を見ないと分からない。

 

という「アレ」です。

 

個人的には、ほとんど「詐欺」かと思いますが・・

 

このスキームが成立するには、会費が高額でないこと!がポイントになります。

 

高額だと、引き落としされる際に気づいてしまいます!!

 

また、一度退会したら、再入会するのに、受験をしてもらいます!としておくのも重要ですね。

 

「年1万なら、そのままでもいいかな・・」と思わせることも可能となります。

 

ただし、会費が安過ぎると、ビジネスが立ち行かなくなります。

 

退会率と利益率をバランスの中で、ちょうどいい値付けが出来るかがポイントですね。

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みで、お客(生徒)から見たメリット・特典は?!」

 

メリットがなければ、誰も、入学・入会しませんね。

 

「〇〇セラピストアカデミー」

 

「メリット」

 

・〇〇セラピスト検定の受験資格を得る

 

・上級講座の受講資格を得る

 

・その資格が有名・オーソライズ化されていればステータスになる

 

(実益がある。Ex.就職試験にプラスになる。英検1級を持っている!!!とか。)

 

・向学心を満たせる

 

 

「〇〇セラピスト協会」

 

「メリット」

 

・会報誌がもらえる(最新情報)

 

・サロン・ショップの開店の相談・フォローをしてもらえる

 

・スクール開校の相談・フォローをしてもらえる

 

・就職先を紹介してもらえる

 

といったメリット・特典を手にすることができます。

 

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの運営上のコストは?!」

 

課金ポイントは分かったかと思いますが、コスト面はどうなるのでしょうか?

 

「〇〇セラピストアカデミー」

 

・教材費(レジュメの紙ペラだけ!とかにすると、高級感が出ず、講座価格をUPできません)

 

・広告費・家賃(どのビジネスでも必須)

 

・人件費(これが高い!!)

 

WEB広告を出して、WEBで申し込みを受け付けるWEB完結型の場合、どうしても、講座価格は「定額化」してしまいます。

 

10万・20万~50万・100万レベルになりますと、どうしても、営業マンによるサービス説明・営業トークが必須となります。

 

逆に、携帯電話型モデルにして、WEB完結型の廉価モデルにして、協会の年会費で課金するモデルも「あり」かと思います。

 

 

「〇〇セラピスト協会」

 

・会報誌の発行(送付)費用

 

・広告費・家賃(どのビジネスでも必須)

 

・人件費(少人数で運営可能)

 

といったところでしょうか?

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの利益率は?!」

 

協会ビジネスの課金・コスト面を、ご覧になり、気づきませんか?

 

そうです!!

 

「〇〇セラピストアカデミー」→高コスト

 

「〇〇セラピスト協会」→低コスト

 

なのです!!

 

したがって、

 

「〇〇セラピストアカデミー」→高額

 

「〇〇セラピスト協会」→低額

 

となります。

 

管理人が関与していた協会ビジネス団体も、

 

スクール事業:利益率5~10%程度がやっと

 

協会ビジネス:驚異の利益率40~60%!!

 

ネットビジネスも腰を抜かす利益率です!!

 

なにせ、年に数回、会報誌を発行するくらいですから・・・

 

 

「協会ビジネスモデル・仕組みの発展・継続するためのポイントは?!」

 

何と言っても、

 

新規会員の獲得!!

 

既存会員の流出阻止!

 

に尽きますね。

 

管理人が関与した協会は、どちらも、右肩下がりの青色吐息・・・

 

でも、今までのストック分が強烈なので、まだ、当分の間は、大幅な黒字でしょうが、利益額は減少の一途・・・

 

一般社団法人を使ってブランディング化をしたり、いろいろ工夫の必要ありですかね。

 

 

「まとめ」

 

・協会ビジネスは、儲かる可能性はある

 

・出尽くし感があるので、新規・ニッチな商材を見つける必要あり

 

・会員化するなど、ストック課金できるとビジネスが安定する

 

 

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