わたしは、アニメも特撮も詳しくないのですが、最近、すごい特撮番組を見ました。その驚きと興奮をみなさんにお伝えしたいと思います。日曜朝に特撮をみるのは、本当に20年ぶりでした。童心に帰った感じで、新鮮でした。
番組との出会い
とある晩御飯の時、妻が突然「すごい番組をみた。女の子が変身して踊ってるの。」と言いました。
わたし、「プリキュアとか、そういうアニメの事?」
妻、「違う。実写で、変身して、敵を倒すために踊るの。アイドルで。」
わたし、「敵と戦うの?」
妻、「戦わなくて、ひたすら踊り続けるの。」
わたし、「!!?????」
ということで、インターネットを駆使し、その番組を突き止めたのです。検索ワードは、「日曜日 アイドル ダンス 変身」と検索すると、すぐに出てきました!
その名も、「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」
物語の内容
魔王に支配されてしまった『音楽の国』。宝物の『サウンドジュエル』は魔王に奪われ、拾った人々を悪に染める『ネガティブジュエル』に変えられてしまう。音楽の国の妖精リズムズたちが、『音楽の国』を救うため、3人組アイドルユニット『ミラクルミラクル』と組んで、アイドル戦士『ミラクルちゅーんず!』を結成。音楽のチカラで、悪に染められた『ネガティブジュエル』を清め、元の『サウンドジュエル』に戻していく。アイドル戦士たちは魔王との戦いに勝って、『音楽の国』に平和をとり戻すことができるのだろうか?!
公式ホームページを見ても、いまいちわからないので、Amazonプライムビデオで一話が配信されていることを突き止め早速視聴しました。
最新話は、毎週配信されるようなので、見逃しても安心ですね。
それでは、おすすめポイントについて書きたいとおもいます。
キレキレダンスによる平和的解決
「ミラクルちゅーんず」では、敵と打撃による戦闘は行わないようです。その代わり、踊ります。踊って、清めます。そうです。ダンスで、お祓いをするのです。
そのダンスが、キレッキレで、「この子たちは、基礎をしっかりと叩き込まれているのだなぁ」と見るものを感心させるのです。
ダンスが体育の授業に取り入れられた昨今、このような番組を見ることで、ダンスの耐性(恥ずかしがらない、怖がらない)がつくのかもしれません。
そして、斬新なのが、非常に長い、変身バンクです。
すごいですね。長いですね。そして、敵を浄化させるのも、ダンスです。
このダンスによって、敵を浄化、お祓いするのですが、このダンスをじっくり見ている時点で、たぶん敵は、すでに浄化されているのではないかと思ってしまいます。
この変身バンクやダンスは、youtubeで公開されているので、変身グッズを買って、練習してね!という、番組からのメッセージなのでしょうw
脇役・ゲストの配役にワクワク
第1話のゲスト俳優は矢沢心さん、そしてアイドル活動に精を出すヒロインたちを見守る寮母さん(?)は、雛形あきこさん、マネージャーは小野真弓さん、などなど、見たことのある方ばかりで、なんだか、「30代ホイホイ」な感じの役者さんが続きます。
そして悪の組織の幹部は、鳥居みゆきさんです。鳥居さんのエキセントリックさと、子供向け番組の悪役はとてもマッチしています。
そして何よりも、わたし的に楽しみな配役は、第二話に出てきた浦井健治さん、彼は橘フウカ(青)の小学校時代の先生であり、彼女の才能を見出したという役どころでした。みなさんも御存じだと思いますが、浦井健治さんは、ミュージカルスターです。
(http://www.candid-net.jp/artist_infomation/talentDetail.php?id=6)
また、魔王役のジェームス・ジラユさんは、タイ出身の歌手、俳優です。国民的大スターだそうです。
ここでも、歌って、踊れる人を配役されています。最終決戦は、踊って、歌いまくるってことではないでしょうか!
その時には、浦井健治さん(先生)が、タキシード仮面的立場で、颯爽と登場してほしいと妄想を膨らましています。
日曜朝、新しい特撮の流れが生まれたのかもしれません。監督は、なんと三池崇史です!!わたしも、少しずつですが、視聴していきたいと思います。