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上の家が下の家になるまでの話 究極のセルフビルド(DIY)的ストーリー
水も電気もガスもない、完全にライフラインが途絶えた大自然のど真ん中で、僕らはホームを作ろうとした
それは大げさでも何でもない、本当に無謀な挑戦だったと思う
子供たちはここに家を作ると言ったパパをどう思っただろう。不安で仕方なかったに違いない
でも、初めて蛇口から水が出た時、初めて電気が明かりを灯した時
その不安が感動とともに少しずつ消えていくのが分かった
都会ではいつも当たり前だった事が、ここでは当たり前じゃない。何をするにもゼロから作らなければならない
でも、それは確実に一歩一歩形になっていく。少しずつだけど「家」になっていく様子は、いつしか「大変」から「作る楽しみ」に変わっていった
ゼロから作る大変さの先に楽しさや感動がある事を子供たちが学んでくれたなら それでOK!
水も電気も無かった2千坪の荒地に建つ廃墟を手作業で家にする物語
パパがこの家に住むと言った時の子供たちの顔が忘れられない
アキ:パパ?ここに住むの?
パパ:そうだよ綺麗に直してね
アキ:牢屋みたいで怖いよ・・
Before
ここがお風呂になるよ
正面のトタンを大きく切り抜いて
遠くの海や山々を見渡せる半露天風呂にするよ
After
まず初めに作ったのがお風呂
家作りの後に汗を流したいからね
お風呂からの眺め
窓を切り抜いて、床を作って、壁を作って、木製窓枠を作って、
モルタルで仕上げて ドラム缶を置いてみた
お風呂の前に水はどうしているか?
ここには水がなかった、もちろん排水も無い
始めに考えたのが井戸。敷地の脇に沼があるから その付近を掘れば水が出る
でも僕ら家族にはある理由で時間がなかった。だから雨水を使う事にした
屋根に降る雨をパイプを通してタンクにためる。活性炭などを詰め込んだ塩ビ管の手製フィルターを通して雨水をきれいにする
タンクからポンプを使って蛇口まで運ぶ そんなシステムを作ってみた
それが大成功、一晩雨が降ると2週間分の飲料水がたまる。約1800リットル
その他トイレの水や風呂の水、洗濯の水などは農業用水を運んでくる事にした
家から2分で水が汲める。800リットルを15秒で満タンにし、金額は10円。安い!
屋根を工事して雨どいを作る
転がっていた壊れたタンクを直して掃除
完成!
初めて蛇口から水が出た時の感動
家族みんな、忘れることは無いと思う
排水は100mmの塩ビ管を敷地内の川まで繋げた
その距離30メートル!
川に流すのは自然のものだけ 石鹸は手作り ティッシュも流さない
だから、みんな自然に戻っていきます
Before
捨ててあったU字溝
重くて動かせなかったから倉庫にした
After
屋根の工事
全部塗り替えて
錆がひどいものは張り替えた
次に作ったのが子供部屋
二段ベットを作って、狭い部屋を有効利用しよう!
子供たちが牢屋と言っていた部屋
床を作っただけで部屋っぽくなってきた!
古い床は全部腐ってたので解体して
鉄筋を流してコンパネで仕上げた
机も手作り!
子供たちも大喜び!
あの牢屋が、こんなにかわいい子供部屋に!
この頃、我が家に可愛い二匹の子犬がやってきた!
河原に捨てられていた3匹の子犬
妹は偶然河原で知り合ったご夫婦が引き取りました
ハンモック作り
鳥よけネットで自作です
犬小屋のついでに ガーデンテーブルをつくった
子供たちが無料でもらった天ぷら油を塗ってます
ここの土地を買って一番苦労したこと
それは「ゴミ」だ
敷地の周りに大量の不法投棄があって、それを片付けるのが本当に大変だった
捨てるのは簡単だけど、拾うのはその何十倍も大変
ガラス瓶を投げるのは1秒 飛び散った破片を拾い集めるのは10分
子供たちも毎日ゴミ拾い ゴミ拾いに何週間時間を使ったことやら
さて、内装も最後の部屋となりました
家族みんなが使うリビング
ここも狭い部屋を有効利用するためロフトを作ります
実は、このロフトも子供たちが気に入ってくれて、けっきょくここが子供部屋となったのですが
ママも頑張ってるよ!
床をはがして 窓を壊して
新しい床 新しい窓を作る
仕上げはコーラルと言う土を床に敷く
軽トラ山盛りで千円!
土間のリビングなら畑仕事後の汚れも気にならない!
手作りのサブキッチン
リビングにはキッチンが二つあるよ
窓や軒を作り、最後は外装を仕上げます
壁は敷地にある赤土とセメントを混ぜて練ったものを塗る!
だけどこの作業は辛かった。モルタルと違って全然伸びない
だから子供たちも手伝って 毎日6時間 1週間塗り続けた
みんな頑張ったね えらい!
After
ここまで雨の日も嵐の日も一日も休まないで頑張った。期間は4か月 使ったお金は100万円。それが安いか高いかは皆様の御判断にお任せします
・・・完
そして、ホームを完成させたら、再び旅へ、、 ってなわけで。
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自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
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