お腹痛い時、特に外出中でトイレに行けないときって神に祈りますよね。
皆さん一度は無意識に祈ったりしてると思いますが、それってどの神に対して祈っているのですか?
そしてどの神に祈るのがいいのでしょうか。考察していきます。
お題「お腹が痛い時はどんな神に祈りますか」 - はてなブログ
腹痛で絶望する人々
今回取り上げるテーマの腹痛に関しては下痢等の所謂「漏らしそう(便を)」、と言った日常に潜む試練タイプの腹痛です。
家を出るまでは、乗り物に乗るまでは普通だったのに、急にお腹が痛くなってきた…
なんてこと皆さんありますよね。
腹痛といっても様々な原因があります。ウイルス性だったり病気からくる腹痛も痛くて苦しいものですが特に出先、しかもすぐにトイレに行けないような状況は人生を諦観してしまいがちです。
家で腹痛・下痢に見舞われたとしても手の届く所にトイレがあるならそれは、下にネットを張って綱渡りをしているに過ぎません。痛み恐怖はあっても失うことにはならないのです。
仮に外で便を放出してしまえば、社会的地位を失い、職を失い、家族からは見放され自分に自信がなくなっていく可能性はなきにしもあらずと言えるでしょう。
これをすれば腹痛は収まる、こうすれば下痢はとまる。そんな即効性のある対策もなく自らの力で己を助ける事はできない、ならば神に祈るという選択肢しか残されていないと気付いてしまうのです。
絶望の淵に立ち神を信ずる人々
人間は人生で絶望の淵に立たされた時に、とてつもない信仰心を持つと聞いたことがあります。
普段から定期的に祈ったりせず「神様なんていないぜ!非科学的だ!」といった無神論者も腹痛の時はここぞとばかりに、熱心な祈りを捧げる敬虔な信徒となるのです。
しかし信仰心があるわけでもなく普段からお祈りも捧げていない、あまつさえどの神に祈っているのかすら分からない人が多数というのが現状です。
世界には様々な神が存在していますがそれぞれ内容が違っていたり、求めること、どのように救われるかも違っていたりします。
ではどの神に祈りを捧げるのが良いのでしょう。今後腹痛で窮地に追いやられる皆さんが、神に祈る際に参考になるよういろいろ調べてみました。
果たして哀れにも腹痛という罰を与えられた我々は、(便を)漏らし続ける事がさだめなのでしょうか。
どの神様がいいのか・神は腹痛から救ってくれるのか
日本の神様 八百万の神々
日本の神様は具体的にこれが神様だ!という対象がおらず、「八百万の神」といわれるぐらい沢山の神様がいるとされています。元はアニミズム的な自然界全てのものに魂は宿ると言ったものから来ているだけあります。そこからシャーマニズムを経て現代の神社に繋がるわけですが、ここで皆さん推測されたはずです。
そんなに神がいるなら「うんこの神」もいるんじゃないか?
そうです、腹痛すなわちトイレ、トイレといえばうんこです。うんこを司る神がいれば腹痛も抑えられるはずです。
たしか古事記ではイザナミの体から色々な神が生まれていたなと思い出し、うんこから生まれた神がいた記憶があったので調べました。
波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神
古事記によれば、伊邪那美神(イザナミ)が神生みの最後に火の神を生み、自らの陰部に致命的な大火傷を負って病床についたとき、その大便から生まれたのが波邇夜須毘古神(はにやすびこ)と波邇夜須毘売神(はにやすびめ)です。
※上記サイトshinto-jinja.jpさんより
いました。しかも二柱。
みなさん大好きな大便から生まれた神です。しかしこの神様達は便に特化しているわけではなく、粘土・土地・農業をメインとして担当されているようです。
さすがに粘土・土地をどうこうして、腹痛をなんとかできるとは思えませんね…。
なかなか難しそうですね。
ただ八百万の神の中には事物を引き寄せるタイプの神様とかもいそうなので、手当たり次第に祈る戦法も有効かと思われます。
自分の調査不足は否めませんが、日本には大便のプロフェッショナルの神はいないのでしょうか?詳しい研究家の方がいらっしゃいましたら、情報お聞かせください。
仏教 ブッダ
日本で神と言えば、「神さま仏さま」というぐらいなので仏教も有名ですね。
仏像や寺院の数からしてかなりの勢力ですし、葬式等で身近な存在なので敬うような多少の信仰心を持ち合わせている方も沢山いらっしゃると思います(信仰というより生き方でしょうか)。
仏様に祈るというのも考え的におかしいような気もしますが、とにかく助けを求める時についつい祈ってしまいますね。
経典、宗派が多くそれぞれ過程が違うとは言え目指すところは同じ「悟り」。悟りで腹痛を考えていきます。
便を「悟る」
仏教をしっかりと学んだことがないので便を「悟る」ってなんだ?
となってしまいます。諦める事でもなく我慢でもなく…難しい。
当てはめると便を垂れ流そうがどうしようがそのまま、無のままと言うことでしょうか。
便を漏らしたとしてそれがどうだというのだろうか。人間の思考を超える。
そんな感じですかね。
仏様に対して祈ると言うのはお願いを届けるというより、仏様との対話に近いような気もするので、「仏様!助けて!」より「今から漏らします。」ぐらいの方が良いのかもしれませんね。
キリスト教 イエス・キリスト
イエス・キリストも有名な神様です。
欧米諸国のメイン宗教なので海外では、腹痛の時キリストに祈っているのかもしれません。完全なイメージですがモロに救いを与えてくるタイプの神様かな、と思います。
キリストを信じればOKなので誰でも信仰出来ますね。
苦しみの中にいる人たちを救うので今回のテーマでの最有力候補です。
腹痛から救われるのか
キリスト教における救いは苦しみ、危険からの開放ですが根源的には魂の救済のようです。話が壮大になってきましたね。
「いやいや俺はうんこからだけ救ってくれたらいいんだけど?」そんな声も聞こえそうですが、キリスト教は信仰によって救いを与えるようです。
きっかけが腹痛だとしてもその後信仰を持ち続ければ救いに繋がるとは思いますが、その時だけの信仰であれば救われない気がしますね。
むしろ予防線というか先に信仰しておくという、先手必勝スタイルがかなり有効なのではないでしょうか。
もし信仰していて周りにトイレが無い時に腹痛が来ても、それは神様からの試練なので大丈夫です。自力で乗り越えましょう。
イスラム教 アッラー
一神教ですね。というかキリスト教と同じ対象を神としていますが。
アッラー自体が神そのものを意味していますが、全知全能でとりあえず凄い感じです。
いろいろ戒律が厳しいイメージですが、こちらもキリスト教のようにまずは信仰といった感じでしょうか。法に従い生活しなければいけません。
信仰のハードルも高く祈りの素人が迂闊に手をだせない存在です。
救いのタイミング
現世での救いと言うより来世での救済をメインとして捉えている(間違ってたらすいません)ということのようです。
来世での幸せを約束する展開ですね。
今回は潔く漏らして、来世に期待しような!ということでしょうか。
おそらくこの世界ではこれから沢山漏らすだろうけど、来世ではしっかりトイレが周りに沢山ある環境に生まれ変わらせるよ。そういったことなんでしょうね。
結果
どの神様も結果を出すには、祈ってから割りと長期の期間を要するので判断しにくいですね。
私では結論が出なかったので皆さんの意見も聞けたらな、とお題を作っておきました。
お暇でしたら是非。
お題「お腹が痛い時はどんな神に祈りますか」 - はてなブログ
個人的に日本の「八百万の神」なら数撃ちゃあたる感覚で、いずれかの神様が願いを拾ってくれる気がしないでもないです。
ただ一つ言えるのは
腹は冷やすな
ということです。
※宗教等についての知識は素人なので、これはこうだよ、等の助言がありましたらお知らせください。
参考になったサイト
坊主知恵袋みたいな感じで面白いです↓