金曜日にプロ野球公式戦が開幕し、早くも最初の三連戦を終えた。昨年日本一に輝いたファイターズは一勝二敗と負け越しスタートとなってしまったが、勝敗以前に気になったのが、右足首痛を抱えたまま開幕に突入した大谷翔平。
当面、DHでの出場に限定するそうだが、右足首痛の再発を防ぐために栗山英樹監督ら首脳陣は大谷に走塁制限をかけたという。全力疾走を旗印に挙げるファイターズの野球では異例な扱いになるが、当の大谷は1日の試合で一塁ベースを駆け抜ける際に相変わらず痛めている方の右脚で一塁ベースを踏んでいた。栗山監督は「明日、説教します。怒ってるんだよ」と言っていたが。
しかし、素朴な疑問として走塁に制約のある選手を使わなければならないのだろうか?使うにしても三番で使うのは如何なものか?
(写真:内野ゴロを打って一塁ベースを駆け抜ける大谷翔平。 2014年8月撮影)
27日に行われた、開幕前恒例のイベント、セ・リーグの「ファンミーティング2017」でジャイアンツの高橋由伸監督が開幕投手を発表するコーナーで「すみません、うちは決まっていません」と答えた。開幕カードの対戦ごとに監督が登場してファンの前で披露するもので、高橋監督は対戦相手のドラゴンズ、森繁和監督が先に「大野です」と言った後に「決まっていません」と答えた。
これでは正直に開幕投手を告白した森監督がバカを見ることになるが、森監督はジャイアンツの開幕投手として本命視される菅野智之に関して「WBCであれだけのボールを投げたのだから、もし私が監督だったら外します。菅野は次のカードに行ってもらいます」と大人の対応。
一方、高橋監督はその日の夜に行われた後援会のイベントで、マイルズ・マイコラスを開幕投手にすると発表した。
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