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今回は「ドクダミの成分・効能・利用法」のご案内です。
ドクダミは漢名ではジュウヤク(十薬・重薬)ともいわれ、ドクダミ科の多年草で、
日本では北海道南部から本州、四国、九州にかけていたるところでよくみかけます。
初夏のころ茎の上部に、白色の花をつけ、地中茎は白く長い根茎をひき、枝分かれして繁殖します。
また、全草に独特な臭気があります。
生葉を用いるかまたは、開花前に根を含めた全草をとり、日干しにし乾燥させて用います。
ドクダミに含まれる成分
デカノイルアセトアルデヒド、ラウリルアルデヒド、クエルシトリン、カリウム塩などです。
ドクダミの効能
中 成分による効能は次のとおりです。
・デカノイルアセトアルデヒド……生ドクダミ臭気成分。解毒作用・抗菌作用。
・ラウリルアルデヒド………………生ドクダミ臭気成分。抗菌作用。
・クエルシトリン……………………利尿作用、動脈硬化予防作用
・カリウム塩…………………………利尿作用
ドクダミの利用法は次のとおりです。
抗菌には生葉を使う
化膿性のはれものには、生葉をもんではる。
虫にさされたときは生葉のもみ汁をぬる。
乾燥すると、どくだみ臭がなくなり、抗菌効果も失われます。
どくだみ臭に抗菌作用があるので、虫さされなどには生葉を用います。
ドクダミ風呂(陰干し乾燥葉を使用)
一握りの乾燥葉を、布袋に入れたものを湯船に浮かべます。
・新陳代謝促進作用で、毛細血管が強化され血流がよくなり、肌を改善します。
・アトピー性皮膚炎・皮膚のかぶれ・湿疹、水虫などに、効果があるといわれています。
ドクダミ風呂(生のドクダミを使用)
一握りの生葉を、適当な大きさに刻んで、布袋に入れ湯船に浮かべます。
もしくは、水を入れた鍋に生葉を入れて煮詰め、その汁をお風呂に入れる方法もあります。
お茶代わりに飲む
利尿作用や炎症をしずめる作用があり、膀胱炎などにも効きます。、
乾燥させた全草を5分ほど煎じて、お茶代わりに飲みます。
以上が「ドクダミの成分・効能・利用法」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。