Microsoftは、先週公開された「Windows」をターゲットとした米国家安全保障局(NSA)のハッキングツールのほとんどに対処済みであることを明らかにした。
Microsoftの広報担当者は電子メールで、Microsoftは「Shadow Brokersが公開したエクスプロイトを調査し、当社のサポート対象製品に対するこれまでのアップデートで既に対応済みであることを確認した」と述べた。
その後Microsoftも夜遅くに公開されたブログ記事で、公開されたエクスプロイトのうちの9件は、脆弱性が3月までに対応済みだったと述べた。残り3件については、サポート対象のプラットフォームで再現できず、パッチは不要だったという。
これらのエクスプロイトは、影響を受けるWindowsのバージョンを搭載するコンピュータの攻撃に利用できる可能性があった。
一連の問題は、Shadow Brokersというハッカー集団が米国時間4月14日に、Windowsを搭載するPCやサーバをターゲットとしたツールとともに、NSAが秘密裏に監視を行う方法を詳しく説明する動画やファイルを公開したことで発覚した。
キャッシュの中にあった機密文書によると、一部のツールは国際銀行間通信協会(SWIFT)のバンキングシステムをターゲットするものと見られるという。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。