吉田羊、長谷川博己主演『小さな巨人』ゲスト出演「現場はとても重厚で怖いくらい（笑）」

本日、4月16日（日）からスタートする、長谷川博己主演の日曜劇場『小さな巨人』（TBS系）の第2話（4月23日）に、女優・吉田羊がゲスト出演することにが明らかに。吉田は「今期のドラマで一番注目して楽しみにしていたドラマですので、今回出演のお話をいただいて大変うれしく思いますし、自分の役割をきちんと果たしたいと思います」と意気込みを寄せている。

長谷川をはじめ、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之ら実力派キャスト陣が集結している『小さな巨人』は、“警察”という名の巨大組織の中でもがき、奮闘する男たちの戦いを通して、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。

吉田が演じるのは、第2話のキーパーソンとなる、ある会社の開発部に勤務する池沢菜穂役。事件を解決しようとする刑事の香坂（長谷川）、山田（岡田）、渡部（安田）が、最高精度の監視カメラを開発している菜穂のもとを訪れるという。

警察ドラマということで吉田は「メインキャストの大半が男性ということで、現場の雰囲気はとても重厚で、むしろ怖いくらいです（笑）」と明かすも、「その一方で、落語家さんも出演されていますので、落語家さんの俳優としての側面も楽しみにしています。私自身、この先の展開がとても楽しみですし、毎週皆様に楽しんで頂けるドラマになると確信していますので、ぜひご覧いただければと思います」とアピールしている。

本日放送の第1話では、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていた警視庁捜査一課強行班1係長の香坂（長谷川）は、祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長・三笠（春風亭）と料亭で会食をしていた。するとどこから聞きつけたのか、三笠と、香坂を優秀な部下として評価しているという共通点はあるが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっている現捜査一課長・小野田（香川）が現れる。

会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一（加藤晴彦）の飲酒運転を疑い取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまう。すると翌朝、大手ニュースサイトの見出しに“宴会帰りの刑事、車を破損”という記事が掲載され、香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢（手塚とおる）に呼び出される。宴席の直後に取り調べをしたのではないかと問いただされ黙秘を続けるが、上司にあたる小野田に日本酒を飲んだことを打ち明けられ、警察の名誉を傷付けたとして所轄への異動に。香坂が芝署にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正（桂文枝）が誘拐される事件が発生し…。

先日、第1話の女性限定先行試写会が都内で行われたが、観覧者の満足度は95.1％（※有効回答数164）で、「想像以上に胸に響く内容！ まさか泣くとは思わなかった…」「1話が予想以上の面白さだった。しっかり骨太で、最後は切なさもあって、この続きが今すぐ見たい！」「ストーリーが堅いかなと思っていたけど、どんどん引き込まれて、ドキドキした。最後はとても感動！」、「警察内部の争いも描きながらも人間味のあるドラマで、すっかり熱くなりました」などの感想が溢れたという。

重厚なストーリー展開と実力派キャストで描かれた『半沢直樹』（2013年）や『下町ロケット』（2015年）など様々なヒット作が生まれている日曜劇場枠で、本作もそれに続けるのか、注目したい。

『小さな巨人』は4月16日（日）より毎週日曜21時～TBS系にて放送。
※初回は25分拡大