2017/04/02
古民家の改修工事ですが、今日で7日目。四人の大工さんが急ピッチで作業をしていただいております。元の杉板張りに戻す外壁補修工事はほぼ終了。内部も可能な限り新建材は使わず、無垢材を使って改修を進めています。電気の配線はさすがにガイシ(セトモノの配線材料)や今から50年前の配線はそのまま利用は出来ませんが、問題のない部分はそのままの状態を優先し、古民家らしい照明計画にしたいと無理な注文を電気屋さんにお願いしました。
屋根に初めて登りました。東京駅と同じ石巻雄勝産の天然スレートの屋根は所々痛んではいますが、美しい屋根模様をとどめていました。
近くに解体された古民家の廃材の山を見つけました。何十年もの風雪に耐えた古民家は跡形もなく壊されて、記憶のすみかも何もかもが消えてしまいました。残念ですが、仕方のないことなのですね。
古民家再生工事はGW前にほぼ完了する予定ですが、やはり少しずつ自分達で補修していかなければなりませんね。
今日、春らしい気候の中、100人以上の観光客が田代島を訪れているようです。古民家近くの梅の花も咲き始めました。遅い春がこの田代島にやって来ました。
近況工事報告をこれで終わります。