兵庫県神河町が制作する観光PR動画のロケで、同町出身の女優のんさん(能年玲奈から改名)が13、14日、生まれ故郷に帰ってきた。インタビューでは、持ち前の柔らかな雰囲気をそのままに、時には熱っぽく、仕事や古里への思いを語ってくれた。(三宅晃貴)
-出身地の観光動画に出演する。
「話が来た時はうれしかったです。生まれ育ったことに感謝して、何か力になれたらと」
-久しぶりに町内を回って、どうでした?
「中3まで住んでいたのに、行ったことがない場所が多くて。砥峰、峰山高原も実は今回が初めて。あ、中学の時に組んでいたバンドが砥峰で演奏する機会があったのに、私だけ参加できず悔しかったので、今回行けてよかったです!」
「砥峰高原の途中にある長谷ダムは家族や学校で行きました。幼い頃はすごく大きく感じていたのに、今回はそんなでもなく…。私も成長したんですね」
-神河町で一番好きな場所は。
「えっと、どこですかね。毎日、学校帰りに楽器の練習をした中央公民館のグリンデルホールかな。あ、やっぱり『こっとん亭』。水車のある和食屋さんです。お店の横の広場に友達と弁当を持ち寄っておしゃべりしたり、池のコイと遊んだり。オタマジャクシを餌に魚釣りをしたことも。川の流れが速すぎて、すぐに針から外れて…。オタマジャクシがかわいそうなだけでした」
-幼い頃、姫路や神戸に行きましたか?
「姫路は家族や友達とよくショッピングに行きました。播但線に乗って。神戸は片手で数えるくらいしか行ってません。キラキラして、本当に特別な場所でした」
-中学校卒業後、東京へ。すごい決断だったのでは。
「女優になるのが夢だったので、東京に行くんだ!、そうすべきだ!と。猪突猛進です。夢に向かって素直に挑んでいくのがすてきだと思うんです」
-以前の記者会見で「兵庫の星になりたい」と発言していましたね。
「とってもすてきなコメントですよね。自画自賛です。出身地に感謝の気持ちを込めて、これから頑張りますと伝えたかった。その気持ちは今も変わりません」
-昨年はアニメ映画「この世界の片隅に」で主演声優も務めた。
「普段は身体表現や表情を使いますが、それを全て制限され手こずった。でも、だんだんつかめてくると面白くて。刺激的でした」
-神河町、兵庫県の人にメッセージを。
「のんです。私が兵庫出身と知らない人も多いと思います。神河町のPR動画では、県民でも知らない場所を紹介できると思うので、楽しみにしてください!」