緒方雄大
2017年4月16日13時45分
「ロコドル」が熱いらしい。地方を拠点にする「ローカルアイドル」の意味で、専門家が「今は毎週、どこかで一つは誕生している、ロコドルブーム」と表現するほど。約1300組が活動する群雄割拠の中、福岡は特に盛り上がっていると聞き、事情を調べてみた。
アイドル事情に詳しい「日本ご当地アイドル活性協会」の代表金子正男さん(41)によると、福岡県では3月上旬時点で69のアイドルグループが活動。1県平均の28グループを大きく上回る。2011年にAKBグループのHKT48がデビューしたことや、AKB総選挙が15年に福岡で開催されたことなどで「アイドル文化が確立された感がある」という。
金子さんの調べでは、2005年末から今年3月までのオリコンCD週間チャートで、最高順位が50位以内にローカルアイドル(東京のアイドルは除く)が入った回数は247回。福岡のアイドルはこのうち64回で約26%を占める。「福岡は全国的にも3本の指に入る盛り上がりで、九州のアイドルの見本にもなっている」という。
「福岡はヲタ(熱心なファン)が集まりやすく、アイドルが活動しやすい」。金子さんは交通の便の良さを挙げ、「格安航空機で東京からファンが来やすいし、アイドルの側もライブやテレビ出演と宣伝活動をしやすい」と分析する。
また、井上陽水さんやCHAGE&ASKA(チャゲアンドアスカ)などの有名なアーティストを生んだ地で「音楽の町」でもあることも影響しているという。金子さんは「過去にバンドで活躍していた人がアイドルをプロデュースするなど、優秀なスタッフが多い印象がある」と話す。
このうち11年にデビューし、…
残り:1147文字/全文:1827文字
トップニュース
新着ニュース
あわせて読みたい
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。