先月3月末、米ニュージャージー州にて1匹のオスの老猫が地元の動物シェルターに保護された。とてもおとなしく人懐っこい。ボランティアスタッフはすぐにその写真をネットに上げて里親探しを開始した。
するとすぐに1通のメールが届いた。それは「その猫が2年半前に消えた愛猫にとても良く似ているため、面会させてほしい」という依頼だったのだ。
いなくなってからこの家族は、ずっと愛猫を探し続けており、ネットで情報を毎日のようにチェックしていたようだ。
そしてこれが運命の再会へとつながることとなる。
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とても人なつこい老猫を保護した施設、大々的に里親募集
先月3月17日、米ニュージャージー州にあるウエストミルフォード動物シェルターに15歳のオス猫がやってきた。当時はちょうど吹雪が去ったばかりで、その猫は暖をとろうと、施設のそばにいるところを保護されたのだ。
ボランティアスタッフは、おとなしくて人慣れしている彼を見て、すぐに良い家を見つけてあげようと、Facebookに写真を投稿。動物好きな地元の人々が見てくれるようにと目立つ部分に募集を載せてみた。
里親募集時の写真
image credit:facebook
その結果、閲覧数は26,600を超え、およそ580人がシェアするほどの大反響が得られた。これならすぐ里親が見つかりそうだとスタッフたちは期待を寄せていた。
消えた愛猫にそっくりだと、ある家族が再会に訪れたところ・・・
すると数日後、彼らのもとに思いがけない連絡が舞い込んだ。
それは同州ワナクに暮らすスーザン・ゼリンスキーさんからのメールで、「その猫の姿が2年半前に姿を消した愛猫ジミーによく似ているのでどうか面会させてほしい」というものだった。
それならばと、いくつかのやり取りがなされたのち、面会は翌日に決定した。スーザンさん一家は、かつて愛猫が使っていた枕カバーやおもちゃを大事に保管しており、それを箱に入れて持参した。さあ、運命の顔合わせだ。
スーザンさんは「あなたジミーよね?」と話しかけながら箱を開けてみせようとしたところ・・・
おもちゃを出すまでもない。彼はスーザンさんたち歩み寄ると、すぐさま彼女らの頭に体に顔をすりつけてきたのだ。
老猫はこの家族のことをしっかり覚えていたようだ
image credit:facebook
私たちのこと覚えていてくれた。涙を流す家族たち
それは失踪前のジミーがいつもやっていたクセだった。そう、彼はやっぱりジミーだったのだ。スーザンさんは当時を振り返ってこう語る。
image credit:facebook
もう涙が溢れて止まりませんでした。おなかをなでてやると、彼はいつものように私の手を甘噛みしました。私たちの手の中に頭を押し付けて、ゴロゴロと大きな音でのどを鳴らしたんです
image credit:facebook
その後、スーザンさんの夫のボブさんも駆けつけた。猫一目見て「ジミーだ」と断言。 ボブさんはジミーの大親友である。ジミーはボブさんに"敬愛の証"である頭突きをおみまいして背中をすりつけた。
image credit:facebook
娘たちもジミーのおなかをなでては泣き続けた。
全員が順番にジミーの頭突きを受けつつ喜びの涙を流していた。ジミーはずっと家族のことを忘れることなく、全身でその喜びを示してくれたのだ。
2年半ぶりにわが家に帰還したジミー
ジミーが行方不明になった事情は誰にもわからない。オス猫はたまにフラっと一人旅をすることがある。たまたま家族の車のどこかで眠り込んでいて、目的地についた時に車から離れていった可能性もあるが、真実を知るのはジミーだけだ。
かくしてジミーは久しぶりに我が家に帰宅し、一家はあらためてこの再会に涙した。その日は団体のスタッフや家族、そしてジミーにとって最高の一日になったのだ。
帰ってきたジミーさん
image credit:facebook
なお、現在ジミーはもう二度と行方不明にならないようにと首輪がつけられた。前よりちょっとくたびれて毛も減ってしまったが、健康状態は良好で、家族に囲まれながら久しぶりの我が家を満喫しているそうだ。
via:lovemeow、facebook・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 駄猫ねこ
ええ話やね。私も2012年…だったかに拙宅に遊びに来てた雄猫が失踪してまだ帰ってこないんよ。多分もう亡くなってるとは思うけど、いつかまた還って来て欲しいなって、ずーっと思ってます。ジミーちゃんによき老後を。
2. 匿名処理班
ジミー「全くもう、コイツラいつの間にか居なくなりやがって、心配かけさせるんじゃないぞ、ホントに」
3. 匿名処理班
飼った事のない人からしたら不思議で信じ難いようだけどいくら同じ柄や体格でも絶対に他の子とは違う、うちの子だって分かるよね
4. 匿名処理班
ええ話や
家族はずっと彼を探してたんだね
5. 匿名処理班
13歳から2年半も野良やってたのか・・いろんな人に食べ物を貰ってたんだろうな
死ぬ前に家族に再開して本当に良かった
6. 匿名処理班
( ;∀;) イイハナシダナー
7.
8. 匿名処理班
うちの猫が最近逝ってしまったこともあって、涙出た。2年半も探してくれる飼い主がいてよかったなー。
9. 匿名処理班
死期を悟って家出したつもりが思ったより長生きしちゃいました
が真相じゃなかろうか
10. 匿名処理班
敬愛の証を示す頭突き・・・分かるわぁ〜(泣
昔いたニャンコもしてくれた〜家族にだけ分かるサイン!
11. 匿名処理班
仕草じゃなくて写真とかで判断はしないのか・・・?
12. 匿名処理班
猫は来るもの、帰るもの。
13. 匿名処理班
懐っこいキジトラさんで
猫違いという可能性もあるかもしれない
しばらくしたら
もう1匹のジミーさんが
保護施設を介さずに自力で帰って来るかも
14. 匿名処理班
我が家も1カ月くらい帰ってこない子がいたなぁ
15. 匿名処理班
少し電圧下げたらまた見えるんじゃない?
16. 匿名処理班
全俺が泣いた。・゚・(ノд`)・゚・。
17. 匿名処理班
頭突きの修行だったんだ
18. 匿名処理班
こういう話を聞くと迷子防止の為の
マイクロチップを埋め込むって手術、大事なんだなあと思うわ。
19. 匿名処理班
帰ってきたジミーさんで吹いたw
何でそこだけさん付けなのか
20. 匿名処理班
うっ
目に汗が(;_;)
21. 匿名処理班
連絡先つきの首輪つけとけばよかったと心底後悔しただろうな
本当によかった
22. 匿名処理班
諦めずにずっと探していたこの家族も立派だ。