会社で所属している部署が海外とのやりとりもある部署だったこともあり、ありがたいことにベルリッツを研修として受講させてもらった。
自分が今後英語力を維持するために代替を見つける必要もあり、少しレビューしてみようと思う。ちなみに自分の英語力はTOEICでいくと800点台後半で、英会話だと外国人と1:1なら軽い話ができる程度。
ベルリッツの感想
今回、ベルリッツではビジネスのLevel 5を40レッスン受講した。
ベルリッツでは初回の体験レッスンで自分の英語レベルを把握するためのテストを受けることができる。レベルは1から10まであり、レベル4とレベル5が初級と中級の境目で、レベル4まではレッスン中に文法の復習もしたりするらしい。レベル5だと現在完了形や関係代名詞などの少し複雑な文法を軽く確認する程度。高校英語が身についていれば難なくこなせるレベルだと思う。
ビジネス英会話と日常英会話で教材が分かれており、各レベルで40ユニット(見開き1ページが1ユニット)あるので、1レッスンで1ユニットを消化していくのが基本のルーチンになる。
今回はレベル5と診断されたので素直に受けてみたが、教材のなかで知らない英単語や文法事項はほとんどなく、正直、劇的に英会話力が向上した、という印象は受けなかった。ビジネス英会話の教材だと、自分の自己紹介の仕方やプレゼンの際に便利なフレーズなどを教えてもらえるので、これから海外出張に行く機会がある人向けの教材だと思う。逆に、すでに海外出張の経験がある人には少し物足りない内容になっているとも思った。また、海外に行く人が多いからか、製造業系のシチュエーションを前提に教材が作られており、僕はIT系の会社に勤めているので教材の内容を読み替えることもしばしばだった。
ベルリッツの受講は1レッスンが40分で、1レッスンあたり約6,000~8,000円。1レッスン6,000円として40レッスン受講すると24万円 + 教材費になる。海外出張にいけば飛行機代でこのくらいの金額は余裕で消化されるので、法人であれば1回の海外出張が無駄になるよりベルリッツを受講させたほうがお得だと思うが、個人で24万円はちと高すぎると感じた。
http://www.berlitz.co.jp/lesson/list/
ベルリッツをオンライン英会話で代替するには
英会話は喋る機会を見つけないとどんどん衰えていくので、今後も続けたいが、ベルリッツは高すぎるので、オンライン英会話で代替したいと思う。
ベルリッツの利点として、僕が思ったことは以下のようなことなので、これらを担保しつつ、安く済ませたい。
- 教材を元に自分の経験を語る機会がある
- 好きなスケジュールで十分な時間話せる
- 先生が自分と合っていて、適切なアドバイスをくれる
教材について
実は僕も過去にオンライン英会話を受講していたことがあるけれど、オンライン英会話の問題点の一つは成長実感がわかないことだと思う。英会話といいつつも、いつもきちんとした会話にはならず、知っている単語をなんとなく並べると先生が意図を汲み取ってくれて、最終的に先生の話にうんうん頷くだけになり、わかった気になって終わる、みたいなことはないだろうか。
文章の構成ができるようにならないといつまでも英会話力が向上しないので、簡単でもいいから一文をきちんと言い切る経験を積むというのが大事だと思う。
ベルリッツの教材では、ユニットごとに学習する文法が決まっており、それを使って例文を作るというのを必ずやった。なので、各レッスンで使う英文法を決めて、あるトピックについてその文法を使いつつ話してみる、というのをすると、徐々に作文ができるようになって成長実感がわくと思う。
問題は教材だけど、ちょうどいいのがある。
- 作者: Raymond Murphy
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2012/02/23
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この教材は英国ケンブリッジ大学が監修していて、日本だけでなく世界中で使われている英文法の教科書のひとつ。
教材選びのポイントとしては以下。
- 見開き1ページが1ユニットになっていること(この教材はもともと独学用に作られている)
- 英語のみで構成されていること(オンライン英会話の教師も読める)
- ある程度レベル別になっていること
- 細かい文法事項が載っていること
レベルがいくつかあるんだけど、高校英語が身についているならイギリス英語版の中級で問題ないと思う。
少し見にくいけど以下のサイトには色んなバージョンの比較がある。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~dabomb/english_gensen_item_grammar.html
そして、話すトピックに関しては、ビジネスでも昨日あったことでもなんでもいい。もし浮かばないなら以下のようなサイトで見つけると良いと思う。
他にも ”conversation topics” でググるといっぱいでてくる。
これは英会話だけでなく英作文から始めても良いと思うので、英会話のお金がもったいないという人は上記の方法で英文日記をつけるだけでも力になると思う。僕も英会話とは別に、たまに Lang-8 で日記を書いている。
スケジュールについて
ベルリッツでは40分だったけど、一般的なオンライン英会話は25分が一枠になっている。これは、英会話をするには少し短すぎると思う。やるなら一度に2枠分、50分程度話せると十分な時間がとれる。
おそらく英会話のコスパで一番いいのは DMM英会話 (1レッスンあたり124円〜)なんだけど、一日のレッスン数が限られている。毎日必ずレッスンを受けるのであれば、毎日2レッスンコース(1レッスンあたり132円、2レッスンで50分)があるのでこれが良さそう。
ほかに一日のレッスン数が自由に決められる英会話サービスとしては、スキマトーク などがある。スキマトークは、受講用の”コイン”を事前購入するプリペイド式になっていて、コインの期限内であればスケジュールは自由にきめることができる。一回のレッスンは690円〜1,300円程度でちょっと高めなんだけど、スケジュールの自由度が高いところが魅力。
講師について
ベルリッツでは、いろんな英語に慣れるために講師が毎回変わる。また、苦手な講師がいたら、その講師を外してもらうこともできる。
オンライン英会話では、講師を自分で選ぶことができるので、自分にあった講師を選ぶと良い。選ぶポイントは以下。
- 講師がアメリカ人(もしくはアメリカ英語のネイティブ)であること
- 自分の話したいトピックについての専門性があること
- 自分の要望にきちんと答えてくれること(文法を直して欲しいと伝えたら直してくれる、とか)
- お喋りすぎないこと(自分の言葉が出てくるのを待ってくれること)
英会話ではまず発音を身に着けて耳を慣らすことが大事。下手にフィリピン人やイギリス人の講師を選んでしまうと、発音が全然わからなかったり癖のある発音を間違えて覚えてしまう危険性があるため注意する。(イギリス行く人はイギリス人講師が良いけどたいていアメリカだろうという意味でアメリカ人とした。イギリス人の発音はかっこいいよ。)
毎回違う人だと要望を伝えることや自己紹介に時間を取られてしまうので、講師は2〜3人を選んでルーチンするのが良い。型が決まってくると彼らもスムーズにレッスンに入ってくれるし、徐々に親近感がわいて色んな話ができるようになってくる。
講師の教育もこちら側でする必要があって、初回のレッスンではきちんとこちらの要望(このトピックについて話したい、英語が間違っていたら修正して欲しい、ネイティブっぽい言い方をたくさん学びたい、等)を伝える必要がある。これらはレッスン前に、Skypeのチャットで伝えておくと時間を無駄にせずに済む。あと、English Grammar in Useは事前に学習するユニットを写メって送る。
このような方針で、仮に40分*40レッスン = 1,600分やるとすると、DMMでは毎日2レッスンコースで50分264円なので8,448円、スキマトークでは毎日50分コースで50分690円なので22,080円となる。教材費(4,000円程度)を合わせても10分の1以下の値段で受講が可能な計算になる。個人でも手が届くレベルなんじゃないかと思う。
もっとスムーズに英会話できるようになりたいものです。がんばろう。
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