千葉の女児殺害 警戒心抱かせず連れ去りか
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先月、千葉県松戸市の小学3年生の女の子が殺害された事件で、逮捕された学校の保護者会の会長は、ほぼ毎日参加していた通学路での見守り活動で、子どもたちに親しげに声をかけていたことがわかりました。こうした中で、殺害された女の子とも面識を持ったと見られ、警察は女の子に警戒心を抱かせずに連れ去った疑いがあると見て調べています。
先月26日、千葉県我孫子市の排水路脇で、松戸市の小学3年生でベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が殺害されているのが見つかり、警察は小学校の保護者会の会長、澁谷恭正容疑者(46)を女の子の遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。調べに対し、黙秘しているということです。
これまでの調べで、女の子は先月24日の朝、登校のため自宅を出てまもなく連れ去られたと見られていますが、澁谷容疑者は通学路での見守り活動にほぼ毎日、参加していた際に、子どもたちに親しげに声をかけていたことが、近隣住民への取材でわかりました。
また、女の子は通学路から外れた交通量の少ない道を利用することもありましたが、澁谷容疑者は見守り活動のあとに、この道沿いの駐車場でタバコを吸って休憩する姿も目撃されていたということです。
澁谷容疑者は見守り活動などを通じて、殺害された女の子と面識を持ったと見られ、警戒心を抱かせずに女の子を連れ去った疑いもあると見て調べています。
これまでの調べで、女の子は先月24日の朝、登校のため自宅を出てまもなく連れ去られたと見られていますが、澁谷容疑者は通学路での見守り活動にほぼ毎日、参加していた際に、子どもたちに親しげに声をかけていたことが、近隣住民への取材でわかりました。
また、女の子は通学路から外れた交通量の少ない道を利用することもありましたが、澁谷容疑者は見守り活動のあとに、この道沿いの駐車場でタバコを吸って休憩する姿も目撃されていたということです。
澁谷容疑者は見守り活動などを通じて、殺害された女の子と面識を持ったと見られ、警戒心を抱かせずに女の子を連れ去った疑いもあると見て調べています。
澁谷容疑者が見守り活動に参加していた場所の近くで店舗を営む男性は「子どもたちに『おはよう』とか『気をつけて』などと親しげに声をかけていました。子どもを見守る立場の人が事件を起こしたとは今でも信じられないし、ショックです」と話していました。
また、別の女性は「澁谷容疑者は、見守り活動の際、あいさつをしない子どもを叱ることもありました。毎日いたので子どもはみんな知っていて、『近所のおじさん』という存在だったと思います」と話していました。
また、別の女性は「澁谷容疑者は、見守り活動の際、あいさつをしない子どもを叱ることもありました。毎日いたので子どもはみんな知っていて、『近所のおじさん』という存在だったと思います」と話していました。
両親 日本に向け出発
14日、容疑者が逮捕されたことを受けて、リンさんを埋葬するためにベトナムに帰国していたリンさんの両親や弟が、16日未明、首都ハノイから日本に向け出発しました。両親は日本に到着したあと、警察から捜査状況について説明を受けることになっているということです。
出発に先立ちハノイの国際空港で記者団の取材に応じたリンさんの父親のレェ・アイン・ハオさんは「犯人が捕まったということで、警察から詳しい情報を聞きたいと思っています。娘がどうして死んだのか、確実な情報を知りたい」と、言葉を一つ一つ選びながら日本語で答え、事件の真相を知りたいという思いをにじませました。
出発に先立ちハノイの国際空港で記者団の取材に応じたリンさんの父親のレェ・アイン・ハオさんは「犯人が捕まったということで、警察から詳しい情報を聞きたいと思っています。娘がどうして死んだのか、確実な情報を知りたい」と、言葉を一つ一つ選びながら日本語で答え、事件の真相を知りたいという思いをにじませました。