ワシントン=峯村健司
2017年4月15日18時28分
トランプ米政権は、見直しを進めている対北朝鮮政策について「最大限の圧力と関与」を基本方針にすると決めた。複数の米メディアが14日、報じた。制裁の強化などによって、北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄を迫っていくとみられる。
複数の米当局者の話として伝えた。トランプ政権は「すべての選択肢はテーブルの上にある」として見直し作業を進めており、今月、国家安全保障会議(NSC)で承認された。金正恩(キムジョンウン)体制の転換を目指すことから、北朝鮮を核保有国として認めることまで幅広い選択肢を検討したという。
新方針では、まず北朝鮮の後ろ盾となっている中国が自ら北朝鮮に影響力を行使することを促す。併せて、北朝鮮と取引のある中国企業を対象とした経済制裁の準備を進めていく。
一方で、軍事的手段も使ってい…
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朝日新聞国際報道部