健康診断でコレステロールが高いと注意されたことはありますか?

コレステロールを下げたいけど何から取り組めばよいかわからないという疑問をよく耳にします。

そんな時に効果的なのが青汁です。青汁に含まれている成分は血液を綺麗に保つために働くので、青汁にはコレステロールを下げる働きがあります。

今回はコレステロールを下げる青汁の8つの成分の働きと、実際にコレステロールを下げる効果があるトクホの青汁をご紹介します。

目次

1.青汁はコレステロールを下げるって本当?
2.青汁に含まれるコレステロールを下げるビタミン
2-1.ビタミンCは体外にコレステロールを排出
2-2.ビタミンEで酸化を抑制
2-3.ビタミンB群は脂質を分解する
2-4.β-カロテンは他の栄養素の働きも補助
3.青汁にはコレステロールを下げる成分が他にもいっぱい
3-1.食物繊維
3-2.SDO酵素
3-3.カルコン
3-4.クロロフィル(葉緑素)
4.コレステロールを下げたい時の青汁の飲み方
5.トクホの青汁はコレステロールを下げる効果があるの?
5-1.トクホに認定されている青汁は何が違うの?
5-2.トクホの青汁は全てコレステロールに効くの?
6.人気が高い!「特定保健用食品 緑でサラナ」
6-1.SMCS(天然アミノ酸)の働きとは?
6-2.効果はどれくらいからわかるの?
6-3.原材料は何を使用しているの?
6-4.味は飲みやすいの?
6-5.気になる価格は?
7.LDLに効果あり!「大正製薬 ヘルスマネージ 大麦若葉青汁」
7-1.コレステロールに効果あり!「キトサン」とは?
7-2.効果はどれくらいでわかるの?
7-3.原材料は何を使用しているの?
7-4.味は飲みやすいの?
7-5.気になる価格は?
8.青汁を使用する時の注意点
8-1.生活改善でコレステロール値を下げよう
8-2.青汁の使用を控えたほうが良い時
9.まとめ

1.青汁はコレステロール値を下げるって本当?

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コレステロールは体にとって必要なものです。ですが、コレステロールが体内に多くなり血液がドロドロになると動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などの恐ろしい病の原因となってしまいます。

そこで、コレステロール値を正常な値に保っておくことが大切です。

ですが、近年では食事の欧米化や忙しいライフスタイルのためコレステロール値が高くなってしまう人が増えています。

このような人にとって味方となってくれるのが青汁です。
青汁の原料となっている野菜にはビタミンや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。

この栄養素には不要になったコレステロールを体の外に出して、ドロドロしている血液をサラサラにすることでコレステロール値を下げる働きがあります。

そのため、青汁にはコレステロール値を下げる働きがあると言えます。

2.青汁に含まれるコレステロールを下げるビタミン

青汁に多く含まれている成分にビタミンがあります。
まず、これらのビタミンがどのようにコレステロール値を下げるのに役立つかについて紹介します。

2-1.ビタミンCは体外にコレステロールを排出

青汁,トクホ,キトサン

青汁に多く含まれているビタミンの中にビタミンCがあります。
この、ビタミンCにはコレステロールを体外に排出するのを助ける働きがあります。

コレステロールの働きは体内で胆汁酸に変化し、脂質の消化吸収に作用することです。
胆汁酸に変化したコレステロールは定期的に体の外へ排出されているため、本来ならば体内に異常に溜まることはありません。
そして、コレステロールを胆汁酸に変化させる役割を担っているのがビタミンCです。

そのため、ビタミンCが不足すると体内のコレステロールが胆汁酸になることができなくなります。

そのため、コレステロールは体内に溜まった状態になり、コレステロール値が上昇してしまいます。この悪循環を断ち切るためには、十分なビタミンCが必要であるといえます。
それで、ビタミンCをたくさん含む青汁から十分に取り入れることはコレステロール値を下げるのに効果があるといえます。

2-2.ビタミンEで酸化を抑制

コレステロールは活性酸素によって酸化されると動脈硬化の原因となる粘り気のある脂質に変化してしまいます。
この酸化を食い止める働きがビタミンEにはあります。

ビタミンEは特に強い抗酸化作用を持つ栄養素で、活性酸素と結びつき、不要な活性酸素を除去します。
そのため、活性酸素の働きを正常な範囲に抑えてくれるので、コレステロールが活性酸素に酸化され、動脈硬化の原因となる脂質に変化するのを防いでくれます。

また、ビタミンEは善玉(HDL)コレステロールを増やす働きを持っています。

善玉コレステロールは悪玉(LDL)コレステロールを血管から運び出してくれます。そのため、血管の中を綺麗な状態に保つことができます。

このように、青汁に多く含まれるビタミンEはコレステロール値を下げるだけでなく、血管を綺麗な状態に保つために働きます。

2-3.ビタミンB群は脂質を分解する

ビタミンEはコレステロールが動脈硬化の原因になる脂質に変化するのを防ぎます。

それに対して、ビタミンB2はコレステロールが動脈硬化の原因となる脂質に変化した際にそれを分解する働きがあります。
活性酸素によりコレステロールが動脈硬化の原因となる脂質に変化してしまったとしても、ビタミンB2の働きにより、脂質を分解し、血液を正常な状態に戻してくれます。

また、他のビタミンB群も脂質の代謝に関わっており、協力して働くためコレステロール値の低下に効果的です。これらのビタミンB群は青汁に含まれています。

β-カロテンは他の栄養素の働きも補助

βーカロテンにもコレステロールの酸化を防ぐことで動脈硬化を予防し、悪玉(LDL)コレステロールを減らす役割があります。βーカロテンは活性酸素を除去するのに働くからです。

βーカロテンはビタミンEなどの他の抗酸化作用のある栄養素と協力して働きます。
そのため、これらのビタミンを一緒に取ることでコレステロール値を下げる効果をより発揮しやすくなります。

そこで、これらのビタミンが全て含まれている青汁はコレステロールを下げるのに効率の良い飲み物といえます。

3.青汁にはコレステロールを下げる成分が他にもいっぱい

青汁に含まれるコレステロールを下げる栄養素はビタミンだけではありません。
青汁に含まれるその他の栄養素の働きについて紹介します。

3-1.食物繊維

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食物繊維には不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維の2種類があり、青汁はこのどちらの種類も含んでいます。

コレステロール値の低下に効果があるのは水溶性食物繊維です。
この水溶性食物繊維には腸内のコレステロールを体外に排出する働きを行ないます。
そのため、腸から体内へ吸収されるコレステロール量を減らしてくれます。

また、食物繊維にはビタミンCの働きで胆汁酸に変化したコレステロールを体外に排出する働きもあります。
胆汁酸が体外に排出されると、体は体内にあるコレステロールから新たに胆汁酸を作ります。

そのため、体の中のコレステロール量が少なくなります。このようにコレステロール値を下げるのに効果のある食物繊維をふんだんに含んでいるのが青汁の特徴です。

3-2.SDO酵素

SDO酵素には抗酸化作用があるため、活性酸素の働きを抑える働きがあります。
そのため、ビタミンEなどと同様の働きをし、悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑えてくれます。

コレステロール値の低下だけでなく、老化の防止などにもSDO酵素は効果があります。

とても体に重要な働きをしてくれるSDO酵素ですが、実はSDO酵素は年齢と共に体内で作られる量が減っていきます。特に40歳以降になると体の中でのSOD酵素の生産量が徐々に減るとされています。
そのため、不足分は体外から取り入れる必要があります。

そこで、青汁の出番です。青汁にはSDO酵素が含まれており、体内だけでは足りない量を補ってくれます。

3-3.カルコン

青汁の原料である明日葉に多く含まれているのがカルコンと呼ばれる栄養素です。
このカルコンには内臓脂肪を減少させる働きがります。

そのことが、動脈硬化の抑制などに効果のあるホルモンの分泌を促進するのに効果的であるため、コレステロール値の低下にも効果があると考えられています。

また、カルコンは活性酸素の働きを抑えます。このカルコンは明日葉以外の野菜にはあまり含まれていません。
明日葉を原料とした青汁からカルコンを取り入れることはコレステロール値を下げる方法として有効であるといえます。

3-4.クロロフィル(葉緑素)

クロロフィル(葉緑素)は体の中を通る際に、血液中の悪玉(LDL)コレステロールを体の中に出してくれます。

また、悪玉コレステロールを減らすだけでなく、善玉(HDL)コレステロールを増やすのにも効果を発揮します。それで、体のコレステロール値が正常に保たれやすくなります。

このクロロフィル(葉緑素)は特に緑の濃い野菜に多く含まれます。

そのため、緑黄色野菜を原料とする青汁には多く含まれているといえます。

4.コレステロールを下げたい時の青汁の飲み方

青汁を食前もしくは食事中に飲むことでコレステロール値の上昇を防ぐ効果が得られやすくなります。

食事の前に飲むなら、糖質や脂質の体への吸収をゆっくりにすることができるので、コレステロール値の上昇だけでなく糖尿病の予防にも効果を発揮します。

また、食事と一緒に青汁を飲むなら体の消化機能が活発に働いており、青汁の栄養素を取り入れやすくします。これらの理由により、食前もしくは食事中に飲むのがお勧めです。

ただし、飲む時間より大切なことは、青汁を続けることです。

コレステロール値の変化はすぐ効果の出るものではありません。
そのため、これらの時間に飲むことが難しい場合には継続できる自分の時間を見つけるようにしましょう。

さらに、コレステロール値の低下を目的で飲む際には豆乳やヨーグルトなどと一緒に飲むのが良いかもしれません。
豆乳やヨーグルトには青汁と同様にコレステロールを下げる働きをする成分が含まれています。

5.トクホの青汁はコレステロールを下げる効果があるの?

青汁の中でも生活習慣病の予防に注目されているのがトクホの製品です。

トクホの青汁とは他の青汁とどのように異なるのでしょうか?
また、トクホの青汁全てがコレステロール低下に効果があるのでしょうか?そんな疑問にお答えします。

5−1.トクホに認定されている青汁は何が違うの?

青汁,トクホ,キトサン

トクホとはある一定の条件をクリアーした製品に関して、含まれている成分が体に与える効果について表示することを国が認めた製品のことで、効果や安全性に関して検査をきちんと受けています。
そのため、安心して使用することができます。

ただし、トクホと認定されるためには膨大な費用がかかるため、トクホ製品の値段は他のものより高いことが多くなります。

青汁がトクホとして認定されるためには「難消化性デキストリン」という成分を含んでいることが条件になります。

この難消化性デキストリンは消化されにくい水溶性の食物繊維で、大腸まで直接たどり着き、腸の調子を整え、中性脂肪や糖の吸収を抑える働きをします。
ただし、トクホでない青汁にも難消化性デキストリンを含んでいるものもあります。

また、品質や効果の面でもきちんとした製品もあります。そのため、自分できちんと適切な青汁を選ぶことができる場合は、トクホの青汁にこだわる必要はありません。

ただし、青汁に求める効果がはっきりしていて、その目的に合ったトクホの青汁がある場合には、きちんとした裏付のもとに安全性と効果が認められているトクホの青汁を飲んだほうが良いかもしれません。

5-2.トクホの青汁は全てコレステロールに効くの?

どの青汁にもビタミンや食物繊維といったコレステロール値を下げるのに役立つ栄養素が含まれています。
ですが、青汁の原材料や成分の違いからコレステロールを下げる働きが大きい青汁とそうでないものがあります。

これはトクホの製品に関しても同じことが言えます。トクホの製品はその青汁から得られる効果についてきちんと説明しています。

それで、コレステロール値の低下に関する効果が高い青汁にはきちんとその記載がされています。
逆に、トクホでコレステロール値の記載がないものは効果がない訳ではないかもしれませんが、他の目的をもって作られている青汁となります。それで、せっかく高いお金を出しても思ったような効果が得られないかもしれません。

そこで、コレステロール値の低下が目的でトクホの青汁を飲む場合にはきちんとコレステロールに関する効果を取記載している青汁を選ぶようにしてください。

6.人気が高い!「特定保健用食品 緑でサラナ」

「緑でサラナ」はサンスターのトクホの青汁製品です。
この「緑でサラナ」は1億本以上売れている人気の高い商品で、コレステロールが気になる人に効果があると認められた製品です。

気になる効果や味、値段までサンスターの「緑でサラナ」に関して詳しく紹介します。

6-1.SMCS(天然アミノ酸)の働きとは?

「緑でサラナ」の青汁にはSMCSといわれるブロッコリーやキャベツなどの野菜に含まれる天然アミノ酸の一種が含まれています。

このSMCS(天然アミノ酸)はコレステロールを胆汁酸に変える酵素を活性化することで、肝臓で処理されるコレステロールの量を増やします。
そうすることで、血中のコレステロール値が低下するのを助けます。

野菜本来の力でコレステロール値を下げる青汁というわけです。

6-2.効果はどれくらいでわかるの?

サンスターの臨床試験の結果によると「緑でサラナ」によってコレステロール値の低下を確認できるのは3週間後となっています。
ただし、効果には個人差があるので、誰もが3週間で効果が実感できるわけではありません。

また、「緑でサラナ」は1日2回飲むことを継続することで効果が得られます。1日1回ではあまり効果が得られません。

また、途中で飲む回数を減らしたり、間隔が空いてしまうと効果が得られにくくなってしまいます。
1日2回決めた時間に継続的に飲むことで、コレステロール値を下げるようにしましょう。

6-3.原材料は何を使用しているの?

青汁の原材料は多くの場合、大麦若葉や明日葉、ケールといった緑黄色野菜が一般的です。

普段の食事ではあまり使用しない原材料が用いられているのです。
ですが、この「緑でサラナ」は私たちがよく食べる食材を使用して作られた青汁です。

「緑でサラナ」の原材料は8種類の青野菜と2種類の果物によって作られています。

青野菜として使用されているのはブロッコリー、キャベツ、パセリ、セロリ、大根葉、レタス、ほうれん草、小松菜です。また、果物としてリンゴ、レモンが使用されています。

「緑でサラナ」は日本人が不足している野菜を補うことができるように作られていて、食物繊維も豊富に含んでおり、野菜本来の栄養を取り入れることが可能です。

ただし、野菜や果物から取れるビタミンKやカリウムが含まれているため、それらの栄養素に関して制限の指示がある方は注意が必要かもしれません。

6-4.味は飲みやすいの?

原材料の一部にフレッシュピューレ製法が使用されています。

この製法は野菜本来のうまみと栄養価を損なわないための製法です。野菜本来の味にこだわって作られているため、砂糖や塩、香料を使用していません。

味は野菜ジュースに近く、青汁特有の苦さはありません。青汁というよりは野菜ジュースの感覚で美味しく飲むことができます。

ただし、野菜ジュース感覚で飲める半面、フレッシュピューレ製法で作られているため栄養をしっかり閉じ込めた濃厚な味わいになっており、野菜独特のとろみが感じられるため、野菜ジュースの味やドロドロした感じが苦手な人にとっては飲みにくいかもしれません。

多くの青汁は粉末の状態になっているものが多いですが、こちらの青汁はすでに液体となった製品です。そのため、溶かして飲むなどの手間はいりません。

6-5.気になる価格は?

サンスターの公式ホームページでは通常「緑でサラナ」30本入りが税抜き価格6,000円で、送料は300円となっています。
キャンペーン中は税抜き価格5,400円で送料無料です。

キャンペーンの内容は時期により異なりますのでホームページにてご確認ください。
また、通販サイトなどでは30本入りが送料無料で税込み6,000円で販売されています。

「緑でサラナ」は効果が出るまでに1日2本を約3週間続ける必要があります。
そうすると、単純計算で効果が出るまでに約8,400円が必要となります。

ただし、1度効果が出たとしても続けなければ意味がありませんから毎月12,000円以上を使うことになります。

ただし、コレステロールを下げる効果が実証されており、野菜不足を補うなど健康の他の面にも効果が期待できます。
コレステロール値を下げたいという目的がはっきりしており、野菜ジュース感覚で飲みたい人にはお勧めです。

7.LDLに効果あり!「大正製薬 ヘルスマネージ 大麦若葉青汁」

大正製薬は3種類の青汁を発売しており、トクホとして認定されている青汁はそのうちの2種類です。

その青汁の中でも、特にコレステロールが気になる人のために発売されたのがトクホに認定された「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」です。

「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」のコレステロール値への効果や味、価格など気になる内容を紹介します。

7-1.コレステロールに効果あり!「キトサン」とは?

大正製薬の青汁「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」に含まれているキトサンとはカニなどの殻に含まれているキチンから抽出される不溶性の食物繊維のことです。

キトサンはカニやエビの殻に含まれているため、通常の食事では摂取することが難しい栄養素です。

このキトサンがコレステロール値を下げるのに重要な役割を果たします。
血中コレステロールは肝臓で胆汁酸になった後、小腸に移動しますが、一部はまた肝臓に再吸収されてしまいます。

大正製薬の青汁「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」に含まれるキトサンは、小腸で胆汁酸となったコレステロールを体外に運び出す役割を果たします。
そのため、肝臓に再吸収されるのを防ぎ、血中コレステロール値を減らします。

7-2.効果はどれくらいでわかるの?

大正製薬のホームページによると4週間後に悪玉(LDL)コレステロール値の低下に関する効果が得られています。
ただし、個人差があるので、誰もが4週間で効果が得られるわけではありません。ご注意ください。

また、「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」は1日3袋を飲むことが勧められています。
ですが、1日1袋でも継続していればコレステロール値の低下が可能ではあるようです。

ただし、期待していたほどの効果が得られない可能性が高いため、3袋飲むことが勧められています。

7-3.原料は何を使用しているの?

原材料は青汁でよく用いられる大麦若葉が使用されています。

大麦若葉は青汁の原材料の中でも特に食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素をふんだんに含んでいます。
また、大麦若葉の原産地にこだわっており、栄養素が凝縮されやすい状況下で育ったものを使用しています。そのため、鉄分やビタミンB2、葉酸といった栄養素もふんだんに含まれています。

「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」は原料の野菜を絞るのではなく、粉砕するといった製法をとることで、食物繊維などの栄養素を無駄にすることなく、ふんだんに青汁の中に取り入れることが可能になっています。

もちろん、コレステロール値を下げるカニ由来のキトサンなども使用されています。

ただし、キトサンはカニ由来なので、甲殻アレルギーのある場合は使用に注意し、使用前に医師に相談したほうが良いかもしれません。

7-4.味は飲みやすいの?

「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」の原材料となっている大麦若葉は青汁の原材料の中で比較的飲みやすいとされているものです。

その、青汁に抹茶を配合することで、さらに飲みやすい青汁に仕上げています。
味も薄めに作られており、青汁独特の臭さもなくさっぱりとした後味です。

また、「ヘルスマネージ大麦若葉キトサン」は水に溶けやすく加工されていて、口当たり良く飲めるよう研究されています。

粉末タイプなので、アレンジすることもできますが、アレンジすることで逆に渋みを感じる場合があるので注意してください。冷水やお湯に溶かして飲むほうが良いそうです。

7-5.気になる価格は?

大正製薬のオンラインショップでの通常価格は30袋税込み4,104円です。
時期によってはキャンペーンをしており、初回のみ送料無料、税込み1,080円で購入することが可能です。
キャンペーンの詳しい期間について詳細は現在のところ不明ですので、ホームページにて確認ください。

また、定期購入すると送料無料で30袋税込み3,694円で購入できます。定期購入のほうがお得になっています。

この「ヘルスマネージ大麦若葉青汁キトサン」は1日3袋飲むことが勧められています。
定期購入すると送料が無料になり、10パーセントオフになりますが、トクホの製品なので1か月あたりの出費は他の青汁より高くなります。
継続的に飲む必要があるので、月に約12,000円の出費となります。

まず、お試し価格で飲みやすさなど自分に合っているか確かめると良いかもしれません。
続けられると感じたら、コレステロール値への効果を期待でき、安心して飲むことのできる製品なのでお金を出しても取り組んでみたい青汁です。

8.青汁を使用する時の注意点

青汁は健康状態を良好とするのに必要な栄養素がたくさん含まれています。ただし、青汁だけですべてが改善するわけではありません。

また、青汁を飲む際に注意を必要とする場合もあります。その点について説明します。注意事項を守って青汁を飲むみましょう。

8-1.生活改善でコレステロール値を下げよう

青汁はコレステロールを下げるのに効果的な飲み物です。ただし、青汁を飲んでいるからといって暴飲暴食を続けていては効果が得られにくくなってしまいます。

また、コレステロール値が上がる原因は食生活の乱れだけでなく、運動不足や喫煙、飲酒、ストレス、遺伝、他の病気による薬の副作用といった他の要素も関係しています。

青汁だけでコレステロールを下げようとするのではなく、規則正しい食生活や運動習慣を心がけ、効率よくコレステロール値を減らしていきましょう。

さらに、コレステロールを下げるためには継続が必要です。
長続きする方法でなければ意味がありません。予算や方法など自分に合ったものを見つけるようにしましょう。

8-2.青汁の使用を控えたほうが良い時

青汁には健康に良い成分がたくさん含まれています。ですが、青汁の原材料や成分またその時の体調によってはアレルギー反応が出る場合があります。
アレルギー体質の場合は事前に青汁に含まれるアレルギー源を確認するようにしましょう。

また、ワーファリンを内服している場合は青汁を控えたほうがよいといわれています。青汁に含まれるビタミンKには血液を固める働きがあり、ワーファリンの作用を弱めてしまう恐れがあるからです。

さらに、腎臓機能の低下がある場合も青汁を控えたほうが良いかもしれません。
青汁にはカリウムが豊富に含まれており、腎臓機能が低下している場合は青汁に含まれるカリウムを上手に体の外に出すことができず、溜まってしまい、高カリウム血症などの病気を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

コレステロール値が高く、治療が必要とされる人の中には病院で多くの薬が出されている場合があります。
また、食事制限を受けている場合もあるかもしれません。
そのような場合には、青汁を飲んでも良いのか医師に相談してから開始したほうが無難かもしれません。

青汁にはコレステロール値を下げる働きがありますが、たくさん飲めば飲んだだけ良いというものではありません。

青汁を飲みすぎると下痢や嘔吐など消化器系の不調を訴える症状が出る場合があります。
決められた用法・容量を守るようにしましょう。

9.まとめ

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青汁はコレステロール値を下げるのに効果があります。

青汁に含まれるビタミンや食物繊維、酵素などの栄養素がコレステロールを胆汁酸に変えたり、体の外に排出したりする役割を担ってくれるからです。
また、青汁に含まれる栄養素が動脈硬化になる原因の脂質にコレステロールが変化するのを防いでくれます。

ただし、青汁だけ飲んでいれば暴飲暴食をしていても構わないという訳ではありません。
コレステロール値が上昇する理由は食事だけでなく、運動など他の要素が関係している場合があるので、生活習慣の改善を図ると同時に青汁を飲むことで効果を得られやすくしましょう。

ぜひ、青汁を上手に活用しながら規則正しい生活によって、コレステロール値を適正な値に維持しましょう。