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プレイバック明美 誰かと生きる道。 明美 谷村美月さん プレイバック明美 誰かと生きる道。 明美 谷村美月さん

未知なる波に乗っかってみる
    そうやって、ここまで来ました。

芳根京子さん 谷村美月さん 百田夏菜子さん 土村芳さん

こんなに早く物語が動いた作品は初めてだったな、という思いです。
これほど長くひとつの役を続ければ、きっと自分の中で着実に積み上がるものがあると思いきや、予想もしていなかった展開や感情の変化があったり。「え?」って戸惑いながらも、その波に乗っかることにおもしろみを感じたりもして、ここまでやってきました。
明美さんって、かしこい女性ですよね。そこは私とは違うけれど、みなさんが抱いている“明美さん像”からズレたくないと思うこともあって、自分の中でこっそり戦っている時期もありました。
それでも、明美という女性を進化させていきたかったし、よりおもしろい方向を選択したりしながら、だんだんと明美さんの人間味が深まってきたような気がします。

実は、キアリスの4人でいる時は、最初から居心地がいいとは感じていなくて(笑)。それは、明美という人間が、お嬢さま育ちのすみれちゃん、良子ちゃん、君ちゃんとは違うところがあるからだろうと思います。それでも、3人と近い距離感でいたいなと思う自分もいました。近いのかそうでないのか、ものすごく不思議な距離感でやってこられたことも、何だかおもしろいなと思うひとつなんです。

ひとりもいいけれど、ふたりはもっと豊かになる。

谷村美月さん 松下優也さん

ここに来て、ずっとひとりで生きてきた明美さんの人生に、栄輔さんという存在が加わりましたね。台本を読んでいても、素直にいいなぁと思います。
レリビィで「一緒になったらどやろ」と言われたシーンは、一体、自分に何が起きているのか分からない感覚でした。「一緒の墓に入りたい思うたら、籍入れてもええし」「それやったら、家建てるわ」なんて、ドキドキするワードが多かったですし(笑)。
明美さんにとって、栄輔さんという存在がいつから引っかかっていたのかを想像した時、最初の出会いをふと思い出すんですよね。第4週の『ベビーショップあさや』に、潔さんと一緒に布を持って来てくれたところです。あの時、栄輔さんという存在がドン、と自分の中に入ってきたような感覚があったというか。そこから、具体的なエピソードは描かれていなくても、栄輔さんの変化を明美さんなりに見つめていたんだと思いますよ。いろんな方と演じるなかで、栄輔さんとの掛け合いはいちばん心地よかったです。

私自身もそうですけど、明美さんはひとりが嫌ではなかったと思うんです。ふたりになることによっていきなり未知の領域に足を踏み入れた感はありますけど、明美さんという人がここからまた豊かになっていくんだろうなと思います。
ひとりよりも、誰かと一緒に生きていくことは、きっとすてきなことなんじゃないかなと思うんです。

明美からのMessage 物語もそうですが、この現場を動かす軸になっていたのは、やっぱりすみれを演じる京子ちゃんなんですよね。私より年下なのに、ものづくりに向かう姿勢がとってもすばらしくて、それを肌で感じながら、「じゃあ、私はどう動けばいいのかな」という意識が自然に湧いて。ときに後ろ向きになってしまう自分がいることに、これじゃいけないなと考えさせられました。明美という役と出会って、私の中で変化したことはいっぱいありました。毎日この現場があることに、ありがたさと不安を感じながらやってきて、もうすぐ終わりの時を迎えます。そこにまだ気持ちは乗っかっていないけれど、進まないといけないんだなという思いです。ひとつ大きなものを作ってもらった明美さんに背中を押されて、明日もがんばろう。今、そんな気持ちです。 明美からのMessage 物語もそうですが、この現場を動かす軸になっていたのは、やっぱりすみれを演じる京子ちゃんなんですよね。私より年下なのに、ものづくりに向かう姿勢がとってもすばらしくて、それを肌で感じながら、「じゃあ、私はどう動けばいいのかな」という意識が自然に湧いて。ときに後ろ向きになってしまう自分がいることに、これじゃいけないなと考えさせられました。明美という役と出会って、私の中で変化したことはいっぱいありました。毎日この現場があることに、ありがたさと不安を感じながらやってきて、もうすぐ終わりの時を迎えます。そこにまだ気持ちは乗っかっていないけれど、進まないといけないんだなという思いです。ひとつ大きなものを作ってもらった明美さんに背中を押されて、明日もがんばろう。今、そんな気持ちです。
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