キム主席生誕105年 6回目の核実験強行の可能性も
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北朝鮮は15日、キム・イルソン(金日成)主席の生誕105年を迎え、首都ピョンヤンの広場では、大規模な祝賀パレードが行われる見通しです。一方、国威発揚を図るとともに、北朝鮮への圧力を強めるアメリカをけん制するため、15日の記念日に合わせて、6回目の核実験などが強行される可能性もあります。
北朝鮮では、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の祖父、キム・イルソン主席の誕生日の4月15日は、最大の祝日と位置づけられていて、ことしは生誕105年の節目に当たります。
15日は、ピョンヤン中心部にあるキム・イルソン広場で、キム委員長の出席の下、大勢の市民が動員されて大規模な祝賀パレードが行われる見通しです。また、13日には、兵士たちを荷台に乗せた軍のトラックが数キロに及ぶ長い列をなして、キム・イルソン広場へ移動する様子も確認されており、15日のパレードに軍も参加すると見られています。
一方で、北朝鮮は1年前の15日、新型の中距離弾道ミサイル、ムスダンを初めて発射したほか、去年9月の建国記念日には、5回目の核実験に踏み切っています。
14日、北朝鮮外務省でアメリカを担当するハン・ソンリョル次官は、新たな核実験について、「最高指導部が決断すれば実施する」と述べたのに続き、軍の総参謀部も、「アメリカと追従勢力への、われわれの超強硬な対応で、破滅的な懲罰が加えられるだろう」とする声明を出しました。
こうしたことから、国威発揚を図るとともに、北朝鮮への圧力を強めるアメリカをけん制するため、15日の記念日に合わせて、6回目の核実験などが強行される可能性もあります。
15日は、ピョンヤン中心部にあるキム・イルソン広場で、キム委員長の出席の下、大勢の市民が動員されて大規模な祝賀パレードが行われる見通しです。また、13日には、兵士たちを荷台に乗せた軍のトラックが数キロに及ぶ長い列をなして、キム・イルソン広場へ移動する様子も確認されており、15日のパレードに軍も参加すると見られています。
一方で、北朝鮮は1年前の15日、新型の中距離弾道ミサイル、ムスダンを初めて発射したほか、去年9月の建国記念日には、5回目の核実験に踏み切っています。
14日、北朝鮮外務省でアメリカを担当するハン・ソンリョル次官は、新たな核実験について、「最高指導部が決断すれば実施する」と述べたのに続き、軍の総参謀部も、「アメリカと追従勢力への、われわれの超強硬な対応で、破滅的な懲罰が加えられるだろう」とする声明を出しました。
こうしたことから、国威発揚を図るとともに、北朝鮮への圧力を強めるアメリカをけん制するため、15日の記念日に合わせて、6回目の核実験などが強行される可能性もあります。