新卒の皆さん、社会人生活はいかがですか?
今は新しいこと続きで、疲れている人もいるんじゃないでしょうか。
ぼくも転職したばかりなので、新しいことを覚えたり新しい環境に適応しようともがいている最中です。
今回は、ぼくの社会人1年目の時に思った「新卒が絶対にやってはいけないこと」を話そうと思います。
今年新卒の子に言いたいのは、上司にかっこつけて「残業します!」とか「土日出社します!」なんて絶対言っちゃいけないということ。
— やうゆ (@yauyuism) 2017年4月13日
有望な社畜認定されて、引っ込みつかなくなるよー。
新卒で一番やってはいけないこと。
それは点数稼ぎのために、安易に「残業します」と上司にアピールすることです。
ぼくはサビ残は拒否して、散々ボロカスに言われたけど就業時間が過ぎると「早く帰れよ」と言われる定時上がりキャラを確立した。
— やうゆ (@yauyuism) 2017年4月13日
一方、軽々しく「残業します!」とアピった子は、今ではさらに残業時間が増え消耗しきっている。
でもそれは自分で選んだ道なんだ。
必ずしも会社のせいにはできない。
前職の時にあった話になります。
ぼくが前にいた会社は、会社の命運を賭けた一大勝負をしていました。
その頃のぼくは、同じ部署の新卒と一緒に内勤でした。
主な業務は自社サイトのコンテンツ制作。
一大勝負のタイムリミットが近づくにつれて、増える業務量。
定時上がりルンルン。
— やうゆ (@yauyuism) 2017年4月13日
いかに定時でお仕事を終わらせるかに命賭けてます。
ご存知の通り、ぼくは定時で帰ることに命を賭けてます。
でも、業務量が増えると就業時間内に自分に課せられたタスクを終えるので精一杯。
また同期ごとに作業のペースやタスクがあるので、終わるペースもバラバラ。
そんな中で、早く終わるとどうしても「手伝ってくれるよね?」という無言の圧力がかかってきます。
でもぼくは定時ルンルン党に所属するやうゆです。
同期に何を言われようと思われようと気にせず、自分の仕事が終わったらさっさと帰っていました。
そんな中で、体育会系特有の気合を見せる男の子(Aくん)がいました。
彼は、朝は一番早く来て夜は一番遅く帰る。
体育会系特有の気合と根性に満ち溢れた人間です。
ぼくとは別世界の人間でした。
一大勝負のタイムリミットが迫った、ある週の金曜日のこと。
その日の業務量は尋常じゃなくハード。
定時に命を捧げているぼくも定時19時のところを22時まで、残っていました。
定時ルンルン党としては、失格です。
そして、やっとその日のタスクが終わった時のこと。
上司がまだ膨大に業務が残っていると言うではありませんか。
飲んでも飲んでも出てくる、コール飲みと同じ感覚でした。
残った業務を片付けないとタイムリミットに間に合わない。
だから、土日も出社するしかない。
それを聞いたとき、ぼくはMS5(マジで失禁する5秒前)になっていました。
でもその後すぐに、上司たちは「土日は俺たちでやるから新卒はゆっくり休んでな。」と言ってくれました。
ほっと胸を撫で下ろす、やうゆ。
だがしかし、Aくんはとんでもないことを言います。
「ぼくたち、土日も出社します!業務が残ってるなら、今日だって何時までも残るので残業させてください!」
───ウェイウェイウェーーーーーイ!!!
ちょっと待てよ。
なんで俺も残ることになっているんだ?
なんで土日出社することになってるんだ??
こいつは一体何の権限を持って発言しているのだ!?!?
あまりにAくんが「残業」を懇願するから、最初は渋ってた上司も最後は「感謝するよ、ありがとう」と応えてるではありませんか!
おーい!!!俺の休日はどこにいったー!?!?!
戻ってこーーーーい!!!
やうゆは絶望に明け暮れてました。
なんで、Aくんのでしゃばりのせいでぼくの休日がなくなったんだ…。
しかし結局、「土日に新卒を出勤させるのは、会社にバレたらまずい」ということで土日出社は杞憂に終わりました。
でも、このときからぼくはAくんのことを「一生わかり合えないタイプ」と認定したのです。
───あれから10ヶ月が経ちました。
10ヶ月の間、逃げ恥が流行ったり、SMAPが解散したり、はじめしゃちょーが浮気したり色々ありましたなぁ。
しかし今のぼくは転職して、毎日楽しく働いてます。
一方、Aくんはどうでしょう。
この前会ったとき、彼は消耗しきっていました。
なぜなら、Aくんが退社する時間は毎日午前を越えてから。
彼の月間残業時間は、100時間近く。
俺がそんな残業してたら、オムツしながらアヘ顔でキーボード叩いてると思います。
Aくんは、会社ではそのハードワークぶりを評価されています。
実際、仕事はできる人です。真面目で、不正をせず仲間思い。
しかし、この時の彼の口から出てくるのは「やめたい」という本音と会社の悪口のみでした。
だが、彼が会社の悪口を言うのは間違っています。
なぜなら、今の環境はAくんが望んで作り出したものだからです。
彼は、10ヶ月前から上司に「残業させてください」と懇願してきました。
何度も懇願されたら、そりゃあ願いを叶えてあげたくなりますよね。
その願いが無事に叶い、彼は晴れて好きなだけ残業できる環境を手に入れたのです。
10ヶ月前からの願いが叶ったのに、なんで文句を言っているのかぼくには分からなかった。
後から文句を言うくらいなら、最初から「いくらでも残業します」なんていうべきではありません。
働く時間は自分でコントロールしなければなりません。
同調圧力に屈して渋々残業していたとしても、最終的に決断しているのは自分です。
ぼくは残業したい子には何も言いません、その体力分けて下さい。
でも、本心では残業したくないと思っている新卒の子には以下の言葉を送ります。
1.安易に「残業します」アピールをすると引っ込みがつかなくなる
2.労働時間は自分でコントロールするもの
3.どんな理由があろうと、最後に決断しているのは自分
ちょっと前のぼくのように、会社の悪口を言うようになると他責マインドが心で育っていきます。
他責マインドの人間は、誰からも応援されることはありません。
どうか、いつでも選択するのは自分であることを忘れずに社会人生活を満喫しましょうね。