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【大リーグ】

青木、日米通算2000安打にM30 今季初のマルチ「思った通りの打撃」

2017年4月14日 紙面から

マリナーズ戦の8回、左前打で出塁後に代走と交代し、ベンチでタッチを交わすアストロズ・青木(共同)

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◇アストロズ10−5マリナーズ

 【シアトル秋野未知】さぁ、カウントダウン突入だ。アストロズの青木宣親外野手(35)は12日、3試合ぶりの出場となった当地でのマリナーズ戦で「9番左翼」で先発し、4打数2安打1得点で今季初のマルチ安打を達成。日米通算2000安打まであと30本と迫った。試合も昨季在籍した古巣を相手に5点差をひっくり返し、10−5で勝利。同地区のライバルを、6戦5勝1敗と圧倒している。

 なかなか出場機会に恵まれない中で、存在感を見せつけた。5、8回の打席で、青木はともに2球で2ストライクと追い込まれながら、フルカウントまで粘った末の7球目に快音を響かせ、マルチ安打。5回は内角92マイル(約148キロ)直球を引っ張った打球がツーバウンドでフェンスに到達する楽々の二塁打で、今季初の長打もマークだ。

 8回は外寄りの球を逆らわずに左中間へ流し打ち。一塁上でポーンと手をたたいて喜びを表し、ダウアー一塁コーチとグータッチした。

 「思った通りの打撃ができた。いい打ち方ができたし、結果が出たのはうれしい」。青木は納得の表情で語った。ここ2日は出番がなかったが、その間は室内でじっくりマシン打撃に取り組み、打撃フォームの修正を図ったという。「休みの過ごし方も自分で分かっているつもり。そんな中でしっかり調整でき、プレーで出せれば、と思っていたが、本当にきょうはうまいこといった」

 歴代7人目となる日米通算2000安打まで、残りは30本。「そこは記者さんがカウントしてください」。確かな手応えを感じつつ、青木は相好を崩した。

 

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