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【プロ野球】

ロッテ伊東采配ズバリ 純国産打線で抜てきの細谷が逆転弾

2017年4月14日 紙面から

オリックス−ロッテ 7回表無死二、三塁、ロッテ・細谷が左越えに逆転3ランを放つ=京セラドーム大阪で

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◇ロッテ3−2オリックス

 ロッテが逆転勝ちした。6回まで3安打だったが、0−1の7回に細谷が1号3ランを放った。西野は変化球を低めに集めて6イニング1失点で4年ぶりに先発で白星を挙げた。オリックスは新人山岡が初登板で好投したが援護できなかった。

 指揮官の荒療治で打線が一気に活気づいた。ロッテは0−1の7回、「4番・指名打者」で今季初スタメンの福浦が、四球で出塁。続く今季初の5番に座った井上が、右翼への二塁打で無死二、三塁の大チャンスをお膳立てした。絶好の見せ場。そこで勝負を決したのは今季1軍初昇格、即スタメンの細谷が放った逆転1号3ランだ。

 前日に打線のテコ入れを敢行したが、試合前までのチーム打率は12球団ワーストの2割2厘。それだけに、安打不足に青息吐息の伊東監督は、さらなる大ナタを振るった。打率1割台に低迷する新外国人コンビ、パラデス&ダフィーのスタメンを初めて剥奪。そんな非情采配が功を奏した。

 純国産打線が、ピタリ的中。開幕メンバーにいなかった福浦と細谷が起爆剤となり価値ある2連勝をもぎ取った。接戦を制した指揮官はしてやったり。「福浦の四球が大きかった。うちには1発で仕留めるバッターがいない。細谷が一振りで大仕事をしてくれた」と賛辞を惜しまなかった。 (小林良二)

<ロッテ・西野>(2013年8月以来、4年ぶり先発勝利)「リズム良く、それを崩さずにいけたのが良かった。去年けがもあって、先発になって通用するかなと不安もあった。勝ててうれしい」

 

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