社会窃盗未遂で展示見合わせ 墨俣一夜城の金のシャチホコ岐阜県大垣市の墨俣一夜城(市墨俣歴史資料館)で13日未明、展示していた金のシャチホコを狙った窃盗未遂事件が発生し、市教委は14日、シャチホコの展示を当分、見合わせることを決めた。シャチホコは純金張りで制作費は約800万円という。 13日午前3時20分ごろ、同館の異常を感知した警備会社が大垣署に通報。署員が駆けつけると、二重の入り口のうち、木製扉の南京錠と自動ドアのガラスが壊されていた。さらに1階展示室にあるシャチホコの雌雄1対が入ったケースの強化ガラス(縦90センチ、横120センチ)に複数のひびが入っていた。 同館では2002年3月に雄雌とも盗まれ、06年10月にも再制作した雄の腹びれがはぎ取られる事件が発生。シャチホコをネジで固定するなど防犯対策を強化していた。狙われたのは3回目で、今後も狙われる恐れがあり、市教委は展示再開の可否を検討する。 (中日新聞)
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