CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


平塚講演 [2015年11月15日(Sun)]
9月14日 平塚市で講演をした。岡崎地区公民館の共催であ
った。平塚市は脳科学に関心が深い。「脳科学の時代」の到来
を感知したリーダーがいる。有り難い。
 
これまでに茂木健一郎先生、澤口俊之先生の講演をやってきた。
今回 現場あがりの実践家である私の番であった。

IMG_0403.JPG

IMG_0393.JPG

演題は「脳科学に学ぶ子育てー彷徨う思春期ー」であった。
IMG_0589.JPG

思春期は、前頭葉が急速に発達する。
IMG_0597.JPG

思春期は一番アンバランスな時期である。
IMG_0596.JPG

脳の発達胸腺です。思春期は身体と性の急成長期です。
IMG_0601.JPG

     思春期の脳は“ちぐはぐ”に発達する

・思春期の脳はまだ発展の途中、25歳くらいまで脳の発達が
 続きます。
・特にティーンと呼ばれる13歳から19歳の脳の発達は、“い
 びつ”に進んでいる真っ最中です。
・思春期の子どもは“手綱を持たずに競走馬を走らせるジョ
 ッキー”のようです。疾風怒濤の時代です。
・感受性や感情表現の能力が発達し、親からの自立心も旺盛
 になります。親や周囲の口出しを嫌います。
・一方で、自制心や冷静な判断力は未熟です。性のえつ脱は
 要注意です。
・向こう見ずな行動をします。親は子どもの言動に我慢でき
 ずつい“親の“正しい考え”を押しつけてしまいます。
・子どもはああでもない、こうでもないと達者な言葉で反発
 ・反論します。
・親は「理解できない」と嘆いたり、対応に焦ったりします。
・判断力は未発達でも、感情表現はかなり発達しているから
 厄介です。
・自立への欲望を持ちながら、あふれ出る活力や欲求をもて
 あまし、そのエネルギーをコントロールする術を持ちませ
 ん。
・不安定な時期です。親や教師・大人の見守りが大事です。




コメント
プロフィール

日本財団脳研さんの画像
日本財団脳研
プロフィール
ブログ
カテゴリ
http://blog.canpan.info/brains/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/brains/index2_0.xml
ブックマーク
月別アーカイブ
最新トラックバック
情報肥満 (07/16)