任天堂のアナウンス
本商品は、一旦生産を終了しております。生産を再開する場合は、改めてホームページでご案内させていただきます。(2017年4月14日)
ミニファミコンは2016年11月に往年のゲーム機ファミリーコンピュータのミニチュア版として、30本の人気ゲームを内蔵して発売されました。
しかし、すぐに子供と遊びたいベテランユーザーに人気となり、かなりの品薄状態に。クリスマス商戦が近づくとさらに入手は困難となり、オークションサイトでは数万円の値がつく事態にもなっています。
海外でも、海外版ファミコンことNES(Nintendo Entertainment System)の縮小版 NES Classic Editionが発売され、こちらもオークションに出れば数百ドルの値がつけられるほどの人気機種に。しかし、ニンテンドー・オブ・アメリカは4月13日、ゲーム情報サイトIGNに対してNES Classic Editionは生産を終了するとコメントを発表していました。終了の理由は「長期的かつ継続的販売を意図した商品ではなかった」とのことで、もともとはクリスマス商戦向けの企画商品だったとも考えられます。
それから半日ほどでの日本版の生産終了のアナウンスは、「もしNES Classic Editionがなくなっても日本のやつを買えばいいさ」と余裕をこいていた海外ゲーマーたちに白目をむかせるニュースとも言えそうです。
ただ、先程出た任天堂による発表文をよく読めば、「一旦生産を終了しております」としており、「生産を再開する場合はあらためてホームページでご案内させていただきます」と続いています。文面どおり受け取れば、これはまた(たとえば内蔵ゲームを変更して)再生産する可能性もあるということ。永遠にさよならではない意味にもうけとれます。
しかし穿った見方をすれば「生産再開をしない場合もある」とも言えるため、今この時点でミニファミコンを入手したいと思っている人は仕事・学校が終わり次第、店頭在庫を入手しておくべきかもしれません。
あと、任天堂さんには次回作として「ニンテンドークラシックミニ スーパファミコン」あたりをぜひご検討いただきたいところです。
どっちも発売から半年で生産終了。残念!