普通の生活を送っているはずなのに、いつのまにか体重が増えてしまったという人は少なくないと思います。それは、意外な生活習慣が体重増加の原因になっていることがあるのです。
そこで、ダイエットがうまくいかない、どんどん太ってしまう人に共通する残念な特徴をご紹介します。
- 太っている友達が多い
- カロリーゼロ飲料をよく飲む
- 理由を見つけて食べる
- 早食いの習慣がある
- 朝、ギリギリまで寝ている
- 3食きっちり食べないといけないと思っている
- 辛いものが嫌い
- 味の濃いものが好き
- 睡眠不足である
- サラダをよく食べる
- 食べ物を残したら勿体無いと思っている
- 面倒臭がって動こうとしない
- ファストフードをよく利用する
- 体を冷やす食べ物が好き
- 部屋の温度が高い
- 高カロリーな調味料を使う
- 甘いドリンクをよく飲む
- 薄着をしがち
- 食べてストレスを解消する
- 勧められたら食べないと申し訳ないと思っている
太っている友達が多い
ある研究で太っている友人がいる人は、約50%の確率で同じように太っているという結果が出ています。
残念な話ですが、ダイエット中は痩せている友人と一緒にいた方が良いかもしれません。
カロリーゼロ飲料をよく飲む
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「カロリーゼロ」や「ダイエット」などと表示されている飲料は数多く販売されていて、一見健康的に見えます。
しかし、こういった飲料を1日に2杯飲む人は、含まれている甘味料が原因で飲まない人に比べてウエストサイズが大きいそうです
理由を見つけて食べる
ダイエットできない人は、お腹が空いていなくても「ランチタイムだから」といって、食事をしてしまいます。
また、「新発売だから」「限定品だから」「美味しそうだから」など、理由を見つけて食べてしまうので、いつまで経っても痩せられません。
早食いの習慣がある
早食いの習慣がある人は要注意だとされています。
人は食後20分経たないと満腹感が得られません。5分や10分で食事を終わらせていたり、一口に入れる量が多い人は満腹感が得られにくく、一日の食事量が増えてしまうので太りやすい傾向があるのです。
朝、ギリギリまで寝ている
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通勤中も完全に目が覚めず、朝食はコンビニの菓子パン、という生活はダイエットの大敵です。
実は午前中から体を動かすと1日中代謝が高い状態が続くことがわかっています。余裕を持って起きて朝から動きましょう。
3食きっちり食べないといけないと思っている
「3食食べないと健康に良くない」と思い込んでいて、カロリーオーバーになってしまっている人がいます。
健康的な食事のポイントは「お腹が空いた」ときに食べることです。
空腹感がないのに食べてしまうと、前に食べた食事のエネルギーを使い切らないうちにさらに上乗せすることになり、オーバー分がじわじわと脂肪としてからだに蓄積していきます。
辛いものが嫌い
赤唐辛子を料理にかけて食べると、かけない時よりも約30%も食べ物の量が少なくても満腹感を感じるそうです。
赤唐辛子などには、カプサイシンという成分が含まれています。カプサイシンは、代謝機能を活性化してくれます。
辛い食べ物はダイエットの味方なので、食事に取り入れると良いでしょう。
味の濃いものが好き
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甘いものや塩辛いものなど、味の濃いものを好んで食べているひとは要注意です。
甘いものには糖分がたっぷりなので、太る原因になります。
また、塩分を摂りすぎると水分の巡りが悪くなり、むくみが発生しやすくなってしまいます。
睡眠不足である
睡眠不足はただ太るだけでなく、お腹周りが太くなる傾向があります。
同じように生活して行動していても、正常に睡眠がとれている人と比較してカロリーの消費量が少なくなってしまうのです。結果として、代謝もどんどん下がりダイエットが成功しにくくなります。
サラダをよく食べる
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サラダを食べるのは良いことなのですが、サラダにかけるドレッシングには注意しましょう。
シーザードレッシングやごまドレッシングなどはカロリーが高いので、ダイエットをしたい方や、ダイエット中の方は控えたほうが良いでしょう。
食べ物を残したら勿体無いと思っている
「残さず食べましょう」は正しいことなのですが、とくに外食では、成人の標準的1食分よりもカロリーが高くなっていることが少なくありません。
食べ物を残すことに罪悪感を覚えて、無理に食べ物を詰め込んでいると、やはり太ってしまいます。
ほどよく満腹を感じたら、潔く食べるのを止めることも必要です。
面倒臭がって動こうとしない
「尻が重い」という、動くことを面倒臭がる人を指す言葉がありますが、動かないと本当に重くなってしまいます。
もちろん、オフィスワークなどでほとんど1日中座りっぱなしという方も多いとは思いますが、ちょっとしたことでも動くことは代謝機能を上げるのに大切です。
1日に3時間以上座ったままでいる人は、2時間以下しか座らない人と比べてメタボリック症候群になる確率が、およそ7割も高いそうです。
ファストフードをよく利用する
忙しいのでランチをハンバーガーセットや丼もので済ますという方も多いと思いますが、ファストフードはカロリーが高いものが多いのが特徴です。
特に丼ものはご飯の量が普段の2倍入っているのにもかかわらず、食べきれてしまう危険なメニューなのです。
体を冷やす食べ物が好き
冷えは、体の外からだけでなく中からも影響してきます。
ダイエットのためにとサラダやフルーツばかり食べていたり、暑い季節に冷たい飲み物をたくさん飲んでいる方は要注意です。
実はエアコンによる冷えよりも、体の中の冷えの方が代謝への影響は大きくなります。
部屋の温度が高い
温かい部屋は快適ですが、身体がいつも温かい状態に慣れていると、自分の筋肉を使って体温調整をしなくなってしまいます。
逆に寒いと感じると、人間の身体は必然的に身体を温めるために筋肉を使用します。そのときにエネルギーを大量に使用するので、うまくカロリーを消費できるのです。
高カロリーな調味料を使う
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マヨネーズやケチャップ、中濃ソースなどの調味料は美味しいのですが、カロリーが高めです。特に全卵型のマヨネーズは、15gで約100kcalもあります。
せっかく低カロリーな食材を選んでいても、カロリーの高い調味料を使ってしまっては、意味がなくなってしまいます。
甘いドリンクをよく飲む
ちょっと小腹が空いたから、食べるほどではないから、という時につい手が伸びてしまうドリンク類です。
このときに、甘みのあるカフェオレやフルーツジュース、炭酸飲料を選ぶのが太ってしまう人の特徴です。
予期せぬところでカロリーを取り過ぎないように、気を付けましょう。
薄着をしがち
冷えは体に大きな影響を与えます。暑いからといって薄着でいると、知らぬ間に体が冷えて代謝が落ちてしまいます。
少しでもむくみが出るようになったら、それは冷えのサインなのです。
食べてストレスを解消する
特に女性には、甘いものを気晴らしのために飲み食いする人がいます。
しかし、気晴らし食べることは気分の真の解消になることはなく、逆に体重が増えて自己嫌悪に囚われたりして結局は逆効果なことが多いようです。
スイーツに限らず、食べ物でストレス解消を図るのはやめておきましょう。
勧められたら食べないと申し訳ないと思っている
友人とカフェに行って、あなたもどう?と勧められるままにケーキを注文してしまった、なんてことはありませんか?
お腹がすいていない時に食べるケーキは、脂肪になりやすいものです。
自分の空腹感よりも周囲に合わせることを優先していると、過食につながってしまいます。