下の子が生まれて1ヶ月がもうすぐ過ぎようとしています。
この1ヶ月の間、私としてはとにかく激動で毎日生き延びるのに必死な感じです。幼児の面倒を見ながらの新生児のお世話なので、当然といえば当然です。
当然、上の子の相手もひとりっ子だったときと比べたらどうしてもおざなりになってしまいます。
でも、想定していたよりも上の子が赤ちゃん返りしていません。下の子がやってくる前とあまり様子が変わっていないのです。
いったいどういうことだろうと振り返ってみると、私(パパ)の存在もある程度効いているのではという事実が浮かび上がりました。
- 上の子の様子
- パパも上の子の心の安定に一役買っていた!?
- 1ヶ月半の妻なし生活が効いている
- 赤ちゃん返りを防ぐのに「出産時の不在をパパに任せる」は良い方法かも
- 妊娠期間とはパパと子どもの仲を深める期間
- おわりに
- オススメ記事
上の子の様子
下の子がまだお腹の中にいたとき、赤ちゃん返りと思われる妻への激しい後追いがありました。その時は後追いをするし、愚図りも相当酷くて、精神的に不安定だなぁと心配になったものです。
それが下の子が実際に我が家にやってきて、一緒に暮らすことになってもいつもと変わらない様子で平然としているのです。
周りからよく聞いていた上の子の愚図りポイントである「妻が下の子に授乳やミルクをあげる」場面でも、割と平然としています(構って〜と寄って行くこともありますが、別に愚図ったりはしない)。
下の子に対しても「あかちゃんいいこ、いいこ」って言いながら優しく頭を撫でてあげたり、ミルクを飲んでると「あかちゃん、ミルク」と言って覗き込んだり、とても愛でています。
その姿は下の子を新しい家族として認めているようにも見えます。
パパも上の子の心の安定に一役買っていた!?
下の子がお腹にいたときのように精神的に不安定になるかと内心ビビってましたが、今のところ至って安定しています。
現在、義母が上京し色々とサポートしてくれているので、ある程度上の子に意識を向ける余裕があるのも確かです(それでもいっぱいいっぱいですが)。妻も上の子を最優先に対応するよう心掛けているようで、さびしい思いも現状ではさせていないようです。
でも、上の子の様子を見ていると私に対する信頼感や愛着が気持ちの安定に繋がっているような場面も多くあります。
妻が自分を構っていなくても私が構っていればそれでOKだったりします。お風呂に入るのも、夜寝かしつけるのも、パパがいればパパとやるものと思っています(寝かしつけは私が最近夜遅いせいもあり、ママママとなりつつある)。
休みの日には、妻や義母にはバイバイと言いながら、私に対して早く外に連れ出せっと急かします。
平日の私がいないときに「◯◯いくー!」と言って騒いでも「パパに連れて行ってもらおうね」と言うと素直に引くらしいです。
とりあえず私が上の子に構っていれば、妻や義母が下の子に色々とお世話していても問題ありません。
1ヶ月半の妻なし生活が効いている
下の子が生まれるまで、妻は切迫早産で1ヶ月半の入院を余儀なくされていました。
その結果、私と上の子の関係はびっくりするくらい深くなりました。まさか「妻がいなくても私がいればとりあえずはいい」とまで認めてくれるとは、全然想定していなかったです。
正直、妻が戻ってくるとこの1ヶ月半の不在で溜まった気持ちが一気に弾けるんじゃないかと懸念していました。
しかし、実際のところは気持ちが弾ける(赤ちゃん返り)ってこともなく、それまでのママ一辺倒だった心の拠りどころが私や義母にも向かうことで、心がとても強くなっていました。
赤ちゃん返りを防ぐのに「出産時の不在をパパに任せる」は良い方法かも
どの家庭も1週間程度は出産にともなう入院でママと子どもが離れ離れになります。きっと多くの家庭では、ママとこんなに長い期間離れ離れになるのは初めてなはずです。
我が家は当初里帰りして、出産時にも息子は義実家で面倒を見てもらう予定でした。でもこれだと私と息子の仲がここまで深まることはなかったと思います。
それはつまり下の子が産まれても上の子はママ一辺倒で、その気持ちを十分に受け切れずに上の子が赤ちゃん返りしていたかもしれません。
我が家は、結局里帰りをせずに義母のサポートを受けながら私も結構頑張って息子の面倒を見ていました。その結果が今の上の子の安定に繋がっています。
出産にともなう1週間くらいの不在程度なら、パパが前面に出て子どもと共に過ごすことは可能です。私みたいな不器用パパだとご飯あたりが問題になりそうですが、私でも1週間程度ならレトルト・外食とか作り置きとかで何とか躱せます。
そして1週間でも子どもとどっぷり寝食を共にすれば、子どものパパに対する態度がガラッと変わります。それは身をもって知りました。
そうしてママだけじゃない心の拠り所を作り、心が満たされやすい状況を作ることが、上の子の赤ちゃん返りを抑える良い方法かもしれません。
妊娠期間とはパパと子どもの仲を深める期間
また出産のときに限らず、下の子を妊娠していたときはツワリだったり、大きくなるお腹だったりで、それまでのようにママが子どもに構えなくなる時期です。
そう、それはつまりパパがしゃしゃり出る時期なのです。
ここでパパが子どもと仲を深め、パパの存在感を高めておくことで、妊娠中のママだけでなく、出産後のママと上の子を助けることになるのです。子どもにとってパパって結構重要な人物のようですよ。
おわりに
下の子が家族に加わり慌ただしくなった我が家で、上の子が泣き声じゃなく笑い声をあげてくれているのは本当に助かっています。
上の子の赤ちゃん返りは、環境の変化や構ってもらえない寂しさが原因です。
おっぱいが出ないパパは上の子にとってそれまでと変わらない存在になってるし、いつもと変わらず一緒に笑うパパは上の子の気持ちを満たす存在です。