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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


血液型と脳科学、性格・病気は? 99 [2013年10月11日(Fri)]
血液型と性格は関係があるのだろうか?多くの学者は「関係
ない」という。しかし、多くの人は「関係がある」と思って
いるようだ。
血液が全身を巡り、生体を秩序正しく機能させていることを
考えると血液型と性格は無関係と言い切れるのだろうか。こ
こで、二人の脳科学者の見解を掲載します。

◎ 脳科学者として世界の先端を走った澤口俊之先生の見解。
1 血液型はいくつかの病気に関係している。
2 血液型の違いによって、がんになる場所の確率に差がある。
3 A型の人は、すい臓がんと胃がんになりやすい。
4 B型の人は、食道がんや胆道がん、卵巣がんになりやすい。
5 「A型だから、すい臓がんになる」というものではない。
 他の血液型に比べてA型の人は、すい臓がんにかかるリス
 クが統計的に高いという意味(1.5〜2倍程度)である。
6 O型の人は、こうしたがんになりにくく、またがん以外で
 も、例えば、心臓疾患(特に冠動脈心疾患)のリスクが最
 も低い。
7 血液型は、死亡率とも関係している。あくまでも「傾向」
 として捉えていただきたい。
8 B型の人ほど早く死にやすい。B型の人の生存率カーブが
 集団として見て最も悪い。
9 しかし、B型の人の寿命が短いという意味ではありません。
 100才以上生きる人たち(超長寿者)にB型の比率が高い
 というデータもある。
10 血液型に関するこうした科学的なデータが得られるよう
 になったのは、血液型にかかわる遺伝子が、脳をはじめと
 する他の臓器など、さまざまな遺伝子群にも関係している
 ことがわかってきたからです。
11 したがってこの先、血液型の違いの研究がさらに進めば、
 他の臓器の病気予防や治療に役立つ日がくるかもしれませ
 ん。
12 血液型と脳の働きが一致する。

◎ 新進気鋭の脳科学者・池谷裕二先生の見解
1 血液型によって、赤血球のたんぱく質が違う。その結果、
 赤血球の表面状態も違う。血流の流れやすさにも違いがで
 る。酸素供給効率に差が出る。その結果、体質や性格に差
 が出てもおかしくない。
2 実際、血液型によって、ガンの発生率に差があったり、自
 殺率にも差が出ている。
3 日本人は、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%
4 O型は劣性遺伝、だからO型は少ないはず。この比率はおか
 しい。
5 シミュレーションの結果、1000世代(約2万年)でO型は、ほ
 ぼゼロになってしまうはず。ところがそうなってない。とい
 うことは、血液型と血液型の間に相性があって、どの血液型
 の人とも無関係に結婚するわけではない。
 
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